Complete text -- "「セーラが町にやってきた」"

15 July

「セーラが町にやってきた」

今月より、平日の時間がけっこう自由になるので、すぐ下にある図書館から何冊か本を借りてきました。
そのうちの1册が、表題のもの。御存知の方も多いでしょう、セーラ・マリ・カミングスが、長野県の小布施という小さな町で様々な奮闘をしていった記録とも言える内容です。
今でこそ、数軒の酒蔵で仕込まれている木桶仕込みの純米酒も、このセーラが発案してからとのことです。
お酒についての話題は、今までも色々と聞いたことがありますが、この本を読み進めていくうちに、それはごく一部の出来事でしかなかったことに気がつきます。
セーラがなぜ日本に来て、どういう経緯で小布施の町に関わって、さらに酒蔵(枡一)にどういう影響を与えたか・・・もちろん、書かれている以外のいろんな裏話や本音の部分はあるでしょうし、それを想像するのも楽しいのですが、書かれている事実だけを読んでみても、非常に楽しく、示唆に富む内容です。
そして、共通するのが、「やらなきゃとは思いつつ、できなかった事」に対する抜群の行動力と実行力。外国人から見た、日本の文化の再発見(今の日本人には、もう不可能なんでしょうか・・・?)。
酒蔵を大胆に改築したレストランひとつにしても、今でも書かれている内容通りであれば、ぜひ一度訪問したいという気になります。
昨日から読み進めて、もうすぐ読み終わりますが、楽しい内容なので全く苦になりません。
・・・そういえば去年、セーラが滋賀県に来て講演会をしたということを思い出しました。もっと早くこの本を読んでいれば、ぜひとも聞きたかったと悔やまれます。

「セーラが町にやってきた」清野由美著
プレジデント社(2002年12月10日初版)
22:07:00 | macjiro | | TrackBacks
Comments

おやぢ wrote:

件の「蔵部」、カウンターに囲まれたオープン厨房に竈が設えてあり、藁炊きのご飯が食べられます。
食べ物はどれもきちんとおいしい。
なのに… 酒はアルプス。香り華やかなれど、あとスカスカ。
黒御影で作られた燗付け場(機械栓の四合瓶が徳利代わりで、さながら瓶燗を見ているよう)が泣いています。
残念!! (^^;

ちなみに、小布施はビールを頼むと、ハートランドの瓶が圧倒的。
これも市村(小布施堂・桝一のオーナー)氏の示唆によるものみたい。
07/16/05 07:03:12

おやぢ wrote:

こういうのって、タイミングを揃えちゃうのかなぁ。
昨日の読売にこんな記事が…。
http://www.yomiuri.co.jp/ko...
07/17/05 12:28:52

おやぢ wrote:

栗が特産ですから、小布施堂・竹風堂・桜井甘精堂、各店の栗菓子や栗おこわの食べ比べも良いですね。
http://www.town.obuse.nagan...
ゲストハウスもありますから、たっぷり時間の余裕をもって出かけたい街の一つ。
酒を除けば良いところです。いつもどおり持参しましょ。(^^;
07/18/05 17:47:50
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