Complete text -- "料理は「愛」これがすべて"

31 January

料理は「愛」これがすべて

現在読んでいる「味覚日乗」という本の中の一節で、著者が、ジョエル・ロブション氏(料理界では有名だそうです・・・不勉強!)に問うた質問「彼にとって、彼自身の料理とは何か?」に対する答えです。また「人を喜ばせるため」とも。
著者の辰巳芳子氏は、偶然にも上原先生とほぼ同じ年齢。80歳すぎです。
こういう方々の智慧は、豊富な知識と非凡な経験とに裏打ちされた、貴重な文化にも似たものがあるなあと思います。
そのエッセンスを、1冊の本を読むことで、ごく一部でも自分に取り入れることができる、有難さ。
また、このブログを始めるきっかけとなった、食文化や食育について自分が考える方向性が、間違ってなかったことを感じる、嬉しさ。
日本酒も、あまり古臭い言葉を出すと敬遠がちですが、やはり食文化であり、伝統文化の域にまで練り上げられた凄みを感じます。
そして、土地土地の気候、生活文化や食文化と切り離しては語れない、地酒。
どうして、様々な分野がこうも結びついて考えられるのかなあと不思議に思うことが多いのですが、源流は同じところなんだと、偶然、同じ年代の著者の本を平行読みすることで、実感しました。
最後に、また「味覚日乗」から、自戒を込めて・・・
「一度易きに着いたものを本筋に戻すのは倍の努力を要します。ここ二、三年が日本人の正念場のような気がしてなりません。なにもかも、いずれの分野に於いても、小さなことから、本ものに戻したいもの。」
(ちなみにこの本が発行されたのは、2年半前なのですが)


23:02:15 | macjiro | | TrackBacks
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