Complete text -- "日本酒の価格について"

14 January

日本酒の価格について

「お酒は、旨くて安ければ良い」・・・ある意味、真実かと思います。
お酒は嗜好品であり、また特に日本酒は、現在ありがたいくらいに幅広い種類や味があり、個人の嗜好にほとんど対応しているのではないかと思います。
1本1万円以上の高級品から、2L1000円以下のパック酒まで、同じ日本酒とは思えない価格差がありますが、それぞれに購買層があるのも、多様化に対応した結果だと思います。
そして、購入する人は、それなりの基準を持って、購買行動を決定しています。
1万円でも「安い!」と思って買う人(私でないことは確かです・・・)もいれば、2L900円のパック酒でも「高い!」と思って、怪し気なパック合成酒を買う(これも私ではないですね)人もいると思います。
目的も、夜のひとときに、大切な人とじっくり味わうお酒もあれば、自分は飲まないけど旦那が飲むから、適当に安くて軽いパック酒・・・という選択(これが一番多いケースでは?)もあるでしょう。
ただ、いつも思うのは、日本酒があまりに少ない情報で売られ、かつ買われているという現実です。
これだけ多様化した以上、それに伴った情報が必要ではないかと思うのですが、高級酒もパック酒も、なぜ高額なのか、なぜ安いのかという説明がないまま(もしくは伝わらないまま)売られています。
(だからでしょうか、私のような素人でも、他の人からすると「酒屋さんよりお酒に詳しい」などと言われることが多いです)
人が購買行動をする時の基準は、その商品に含まれる様々な情報(見た目のデザインや価格もその要因のひとつ)と、それを売る場所や人の情報(店の信用や、売る人の人柄とかも重要な要因)とで決められるのではないかと思います。
蔵元が一生懸命つくり、そして酒屋さんが惚れて「ひとりでも多くこのお酒を味わって欲しい」と思った、美味しい日本酒。
価格(数字)だけで判断されず、「この値段でこの味は儲けもんやった!」と嬉しくなるような買い方をしてもらいたいと、切に願います。




ちなみに、私が個人的にお酒を買う時の基準は・・・
まず、自分の味の嗜好に合うこと(現在なら、旨味とキレのある、しっかりと熟成した純米酒かな)。
次に、値頃感があること。大阪人として、これは譲れない。
この値頃感というもの、けっこう曖昧なようで、厳然とした基準があります。
純米酒一升瓶なら、2500円から3000円未満が基本。これで味が気に入って(他ではない個性的な味であることも含めて)「儲けもんやった!」と思うお酒(もう1000円以上出してもお得感ありと判断)なら、買いです。
そして、放置してさらに旨くなりそうなお酒。これはお得感たっぷりです。
もちろん、売られる酒屋さん(百貨店の試飲販売なら、蔵元さん)の人柄(や想い)が気に入ってこそですが。
23:02:00 | macjiro | | TrackBacks
Comments

貧乏酒屋の店長 wrote:

御意。
01/15/05 10:20:26
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