Complete text -- "12月、そして今年を終えて"

30 December

12月、そして今年を終えて

年内の蔵仕事を終えて、今日の夜に帰ってきました。
今月は、13日以外はすべて蔵の仕事で明け暮れました。1ヶ月以上もの仕事を経験するのは初めてでしたが、色々と勉強になりました。体力的にも、今までの経験がどこまで通用するのかという不安がありましたが、何とか迷惑をかけることなく(それほど大して役に立つこともなく・・・)年末の区切りを迎えることとなりました。
正直、これを3ヶ月以上(長い方では半年)続けるのは、かなり過酷な仕事だなあと実感しました。住み込みということで、家族との交流も電話だけとなり、公私ともに蔵で終始してしまう毎日。仕事を終えると、必要最低限のこと(ご飯、風呂、洗濯)しかできないし、それ以上しようとすると睡眠時間を犠牲にするしかないという毎日。私の場合は、車を持ち込んでいましたので、1時間でも時間が空けば、買い物に出かけて少しは発散することができましたが、それさえできない方々が多いと思います。
それだけ私生活を犠牲にしなくては成り立たない、酒造りという仕事・・・家族を犠牲にしてまでも、それに賭けるだけの意気込みがある人、そして「家業」だからやるしかないという人でなければ、そこまでできないのではないだろうか、と感じました。
自分に問いかけてみます・・・そこまでする仕事なのかと。
家族と、仕事と、両立できる方法はないのかと。
両立できる方法を模索しなければ、いずれ(住み込みの)蔵人という就業形態は、独身者か高齢者しかできなくなります。そういう特殊な業界は、先行きはあまり明るくないような気がします。
幸か不幸か、予定より1ヶ月早い1月末で、私の仕事は終わることになりました。甑倒しを経験することなく蔵を去ることになるのは残念ではありますが、今夜家族のもとに帰ってきて、やはり今は家族との時間を一番大切にしなければならないと実感しました。家族あっての仕事、というスタンスは今までも、そしてこれからも、変えたくはありません。
この1年、田んぼや畑仕事、珈琲豆の仕事、そして蔵仕事と、色々経験させていただき、それぞれに得るものが大きかったと思います。
来年は、蔵仕事の残り1ヶ月を頑張りきって、来期に活かせるようなことをつかみたいと思います。そして2月からは、来期の田んぼ仕事をスタートさせます。来期の米作りは、自分がどこまで積極的にかかわることができるか、色々な可能性を考えて、秋に何らかの形を残せたら良いと考えています。
まだまだ考えることは、うまくまとまりませんが・・・今年、不思議なご縁で出会えた方々に感謝。お世話になった方々に感謝。そして、自分をここまで支えてくれた家族に感謝、の思いでいっぱいです。



23:46:00 | macjiro | | TrackBacks
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