Complete text -- "久しぶりに本のこと"

17 August

久しぶりに本のこと

「リトル・フォレスト」1巻
五十嵐大介 著(講談社 ワイドKCアフタヌーン)

今日、読みました。一応、漫画なんですが・・・違いますね。
口絵(カラー)は絵本にも見えるし、中身はどっちかというとイラスト。料理エッセイをイラストで描くと、こんな雰囲気になるのかもしれません。もちろん、ちゃんとストーリーはあります。
でも、ストーリーよりも、主人公が暮らす東北の「小森」という農村の生活・・・とても贅沢で、うらやましいです。本当の意味での贅沢、山や川や里(田畑・人)としっかり関わり、その恵みをいただく生活が、とても素直に、心地よく描かれています。
たまたま同時に購入した本「おばあちゃんに聞いた保存食」と偶然に補完しあっているようで、面白さ倍増です。
主人公以外に、街からこの「小森」に戻ってきた若者の言葉が特に心に残り、つい「うんうん」と頷いてしまいました。
また、作者の観察力にも感心してしまいます。おそらく作者は、こういう農村と何らかの強い関わりがあるのでしょう・・・季節ごとの様々な恵みや、人間を含む動植物の営みを素材として掘り起こし、絵にしてしまう力に魅了されました。
読後感は、知らず知らず微笑んでしまう。そんな感じです。


19:13:00 | macjiro | | TrackBacks
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