23 May
春の純米燗酒の会
今年も声をかけていただき、1年ぶりに若桜を訪問しました。朝一番のスーパーはくと〜若桜鉄道と、いつもの乗り継ぎでしたが、若桜鉄道は(たまたた1両編成ということもありましたが)立ち客がでるほどの満員。そしてお会いした顔がそこかしこに。
乗客の3割以上が、駅を降りると傘をさして同じ方向へ歩きます・・・「純米燗酒の会@若桜」会場である、お蔵へ。
お蔵に着いて、社長様始め皆様と再会のご挨拶。思えば、かれこれ6年近く、毎年最低1回はこちらを訪問していることになります・・・。
会費を払って、まずはきき酒(マッチング方式)に挑戦。毎回少し間違えるのですが、今回も案の定、半分しか当たりませんでした・・・。
その後、未出荷の貯蔵火入れ原酒と、今年度の新酒の火入れ原酒を順番にきき酒。私は適当に味を見ただけですが、久しぶりにお会いした倉吉の酒屋さんは、この貯蔵原酒のきき酒のために朝8時過ぎからお蔵にいらっしゃるとか。お酒ごとの細かい分析や評点までつけられているのを垣間見ることができ、さすが・・・と感心しきり。
貯蔵原酒を全部きき終わらないうちにお昼となり、お酒と食事が用意されている特設会場へ移動・・・といっても、蔵の建物から棟続きですので、雨に濡れることなく移動できましたが。
テーブルには、山の幸をふんだんに使った手作りの料理が盛りだくさん。こちらでは、デザートに至るまでほとんどの料理が地元の素材を使い、手作りで提供されます。
懐かしい味の料理を味わいつつ、次々と手際よくつけられる燗酒が杯に注がれます。最初はテーブル内でお酌をしてましたが、途中からはもっぱら手酌派に。自分のペースを死守しないと、つい飲み過ぎてしまいます。
それでも、午後3時前に閉会した時点でかなり酔いが回って、3時過ぎには酔い覚ましのため宴席から離れてふらふらしておりましたが、やがて猛烈な眠気に襲われて、ついお言葉に甘えて母屋で横になってしまいました・・・。
1時間ほど意識を失い、少し復活して会場に戻ると、お蔵の方々と残った参加者(夕方バスやJRで帰宅組)が、和気あいあいとお酒を楽しまれていました。
体調が少し戻って、さあこれからという時にはもうバスの時間に。
同じ大阪から来た、同い歳の3人組でバスに乗り、なんばまで3時間の帰路につきました。
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22:55:00 |
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14 April
若桜の新酒三昧
桜舞い散る暖かな春の日、なんばからの直行バスに乗ること約3時間・・・2ヶ月半ぶりに、若桜の蔵を訪問しました。今回も嬉しいことに「新酒を嗜む会」にご招待いただきましたので、二つ返事でお邪魔させていただいた次第です。
蔵に到着すると、皆さんは会の準備でかなりお忙しいご様子。ご挨拶をしてお土産のお茶菓子をお渡しすると、ちょうど3時のお茶の時間になりました。でも会の時間は迫っていましたので、私も微力ながらお手伝いをさせていただきました。お土産を人数分袋に詰めたり、食器や料理を会場(蔵の奥)まで運んだりしました。
午後5時になって、少し早めにきき酒(マッチング)を開始。去年以上に難易度が高い内容に、ほとんどあきらめました・・・(案の定、結果はさんざんでした)。それよりこの会一番の楽しみである、今年の新酒10種類の味見へ。3番までは味わったことがあるので、4番以降を味見しました。今年は暖冬で造りも苦労されたそうですが、それぞれの個性を主張しつつも、辨天娘の芯のある味でひと安心しました。もちろんほとんどが若くて渋いのですが、火入れ熟成した時の味を想像しながら味わうのがまた楽しいものなのです。
でも今年は、新酒だけでなく2年熟成のお酒(16BY)も7種類味わうことができました。社長さんが保管されていたお酒を特別に提供とのことで、思い出深いお酒たちとの再会に感激しました。
杜氏さんに案内されて、今期から使われた麹室を見学しました。酒造りの心臓部とも言える麹室だけに、非常に興味がありました。改装前の室や、昨シーズンまで使われていた室と比較して、本当に良い室になったと感じました。来期の造りでは、杜氏さんが今期以上に室を上手に使いこなされるのだろうなあ・・・楽しみ楽しみ。
2階の室から降りると、会場では「新酒を嗜む会」が始まるところでした。開会の言葉、杜氏さんのお酒についての報告のあと、今年の純米大吟醸(燗酒)の乾杯で宴が始まりました。
目の前には牡丹鍋。そしていつもの美味しい料理たち・・・山菜(蕗、ぜんまい、筍、姫竹)やこんにゃくの煮物、なら漬け(大根、胡瓜)、ハタハタの粕漬けにおから酢漬け、胡麻和えにお浸し、山葵の粕和え、おにぎり、そして鯖の麹漬け(ひとり一皿以上!)。
お酒は、新酒の純米、純米吟醸、純米大吟醸、青ラベル(純米表示できない純米酒)を、もちろんすべてお燗で味わいました。
途中、去年のきき酒優勝杯の返還(優勝ラベルのお酒をいただきました)をしたり、今年のきき酒の成績発表と表彰があったりして盛り上がりましたが、楽しい時間はあっという間に過ぎて、8時半にお開きに。急いで帰られる皆さんを、若桜駅まで見送りました・・・。いつもお世話になっている煮酒さんや、今回特別ゲストで来られた日置桜の社長さん、もっともっとお話したかったです。もちろん、燗酒を飲みながら。
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23:38:00 |
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22 October
辨天娘を味わう会in大阪
待ちに待ったこの日。朝から薄曇りですが、日が高くなるにつれて汗ばむ陽気になっていました。
まずは、取り置きしてもらっていたムシパンを朝9時過ぎに受け取りに王子商店街のムシパン屋さんへ。店舗の引っ越し直前の忙しい時にもかかわらず、こちらの要望通りに美味しいムシパンを作って下さったことに感謝。これはお昼のまかないに皆で味わいました。
そして10時に会場のお店に入り、保温庫やお酒2本やその他小道具を預けて、11時に難波へ蔵元の社長さんと杜氏さんをお迎えに行きました。・・・バスが予定より15分も早く到着していて、かなりお待たせしてしまいましたが。
蔵元さんを会場までお連れして、まずは店長さんとご対面。その後、軽く食事をしながら色々とお話をさせていただきました。お米のこと、今期の造りのこと、私についてのこと、今回のお酒の会に来て下さる方のこと・・・などなど、たっぷり2時間ほどお話させていただきましたが、あっという間でした。
1時になって、この日出品するお酒(私が自宅で常温保管していたもの)を、社長さんと杜氏さんに味見していただきます。大丈夫という自信はありましたが、万一のことを考えて、特に槽汲(生原酒)の味を確認しました。また写真には写ってませんが、6月に4合ほど飲んだ純米にごり酒も、状態が気になっていましたが、いずれも会が始まってすぐに、杞憂に終わりました。
お燗の準備も整えて、1時30分から受付開始。一番は予想通り、いつもの居酒屋の店長さんでした。無理言って二次会の会場をお願いしていたので、会の途中で店に仕込みに戻られる予定という、大変ハードスケジュールの中を来て下さり、感謝です。
京都や滋賀など遠方からの方も、ほぼ時間通りに集まって下さり、予定時刻を数分過ぎた2時過ぎに、開会しました。
まずは私から、今回のお酒(個人で常温熟成した分)についての説明を軽くさせていただき、蔵の社長さんにバトンタッチ。おそらく参加された皆さんのほとんどが、社長さんや杜氏さんと初めてお会いしたのではないでしょうか・・・。
乾杯の音頭は、杜氏さんにお願いしました。お酒への熱い思いがひしひしと伝わる挨拶の中、皆さんが手にした杯(蔵からのプレゼント)には、純米大吟醸(16BY)の燗酒が満たされていました。
最初の一杯を飲み干した皆さんから「美味しい〜」という声が聞こえてきた瞬間、この会をやって良かったと思いました。
その後は、皆さんは前菜をアテに次々とお酒や蔵の仕込み水を楽しまれ、私は次々とお酒をお燗して各テーブルにお出ししました。蔵元さんからいただいたお酒も含めると、20種類近くになりましたが、事前の準備のおかげでひとつも間違えることなくお燗ができました。
中盤からは、お燗のペースも少し落ち着いて、皆さんの希望(まだこれ飲んでない!という声)に応えてお燗ができました。社長さんや杜氏さんもお燗をして下さり、私は料理もゆっくり味わうことができました。
料理のお品書きの中で、私の名前が2か所書かれているものがありました。ひとつは、野菜メニューで畑のサツマイモと冬瓜を使っていただいた一品。サツマイモは揚げ団子にして、冬瓜は柔らかく煮て、出汁(マグロ節と昆布)がきいたとろみのあるスープと一緒に味わいました。
もうひとつは、先週収穫したコシヒカリを、むかごと一緒に土鍋で炊いた、ご飯。少しの塩味がアクセントとなり、むかごと一緒に美味しくいただきました。
自分が育てた野菜やお米が、こんなに素敵な料理になって、大好きなお酒と一緒に皆さんに味わっていただける・・・もう嬉しくて嬉しくて、終始顔がにやけていたのではないかと思います。
あっという間に閉会の時間となり、5時半には社長さんと杜氏さんをタクシーで見送り、自分の荷物をまとめたり、会費の精算をしたりして、二次会用のお酒を数本持って、阿倍野のいつもの居酒屋へ急ぎました。
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23:29:00 |
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05 September
重なる偶然
朝6時前に目覚めると、外は雨。予報では雨降るなんて聞いてなかったのに〜と思いつつ、雨なら早く出る必要もないかと割り切って、のんびり目覚めのシャワーを済ませました。前夜買ったパンと珈琲で軽く朝食をとり、しばらくのんびりしていましたが、狭い空間では落ち着かず、結局7時過ぎには宿をチェックアウトしました。鳥取駅で下りて、雨が降りしきる中を街歩きしました。幸い、駅前からずっと続いている商店街(若桜街道商店街)は屋根があったので、濡れずに済みました。
お土産品を物色したり、農産直売店をのぞいたりして適当に時間を過ごしました。特に農産直売店が、こんな商店街の真ん中にあって(しかも向いは業務スーパー!)、農家直送の元気な野菜たちがお手頃価格で売られているのには感心しました。この近所に暮らしている人が羨ましくなります。
昼前に鳥取駅を出発して、5ヶ月ぶりに若桜の蔵を訪問しました。前夜の連絡にも関わらず、温かく出迎えて下さり、少し恐縮しました。
この日は、午前中に巡回指導があったとのことで、全部のお酒がきけるという非常に幸運な日でした。また前日竹鶴の呑み切りに参加されたとりしやさんも、午後2時半に来られました。なんという偶然!
私は到着して早々に、蔵の広報誌の撮影のお手伝いまでさせていただき(顔は写っていませんが・・・)、その後夕方のバスで帰るまでの間、ずっと飲ませていただいていました。いつもながら、ここに来るとお尻に根っこが生えてしまい困ります・・・。
料理も、いつもながら温かくて豪華な、嬉しくなるものばかりです。写真の品の他にも、自家製胡麻豆腐や、地元の豚肉の味噌焼、茄子の和え物、鰤アラの味噌汁、初物の栗ご飯、大根なら漬け・・・。お燗番の社長さまや杜氏さまに勧められるままにお酒を嬉しがって味わううちに、すっかり出来上がってしまいました。
そんな楽しい数時間も、終わってみれば束の間と思える短さでした。午後5時過ぎになって、とりしやさんと私はそれぞれ蔵をあとにしました。私はバス停まで奥様に送っていただき、バスが来る直前まで色々と話し込んでしまって、慌ててバスに乗り込むことになりました。バスの席に座って、もっとちゃんとお礼とお別れをしておけば良かった・・・と思った、一瞬後には爆睡していました。
気がつくと、難波のすぐ近くでした。短い旅でしたが、今回も良いご縁をいただけて、ありがたく思いました。
23:05:00 |
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