17 August

久しぶりに本のこと

「リトル・フォレスト」1巻
五十嵐大介 著(講談社 ワイドKCアフタヌーン)

今日、読みました。一応、漫画なんですが・・・違いますね。
口絵(カラー)は絵本にも見えるし、中身はどっちかというとイラスト。料理エッセイをイラストで描くと、こんな雰囲気になるのかもしれません。もちろん、ちゃんとストーリーはあります。
でも、ストーリーよりも、主人公が暮らす東北の「小森」という農村の生活・・・とても贅沢で、うらやましいです。本当の意味での贅沢、山や川や里(田畑・人)としっかり関わり、その恵みをいただく生活が、とても素直に、心地よく描かれています。
たまたま同時に購入した本「おばあちゃんに聞いた保存食」と偶然に補完しあっているようで、面白さ倍増です。
主人公以外に、街からこの「小森」に戻ってきた若者の言葉が特に心に残り、つい「うんうん」と頷いてしまいました。
また、作者の観察力にも感心してしまいます。おそらく作者は、こういう農村と何らかの強い関わりがあるのでしょう・・・季節ごとの様々な恵みや、人間を含む動植物の営みを素材として掘り起こし、絵にしてしまう力に魅了されました。
読後感は、知らず知らず微笑んでしまう。そんな感じです。


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15 July

「セーラが町にやってきた」

今月より、平日の時間がけっこう自由になるので、すぐ下にある図書館から何冊か本を借りてきました。
そのうちの1册が、表題のもの。御存知の方も多いでしょう、セーラ・マリ・カミングスが、長野県の小布施という小さな町で様々な奮闘をしていった記録とも言える内容です。
今でこそ、数軒の酒蔵で仕込まれている木桶仕込みの純米酒も、このセーラが発案してからとのことです。
お酒についての話題は、今までも色々と聞いたことがありますが、この本を読み進めていくうちに、それはごく一部の出来事でしかなかったことに気がつきます。
セーラがなぜ日本に来て、どういう経緯で小布施の町に関わって、さらに酒蔵(枡一)にどういう影響を与えたか・・・もちろん、書かれている以外のいろんな裏話や本音の部分はあるでしょうし、それを想像するのも楽しいのですが、書かれている事実だけを読んでみても、非常に楽しく、示唆に富む内容です。
そして、共通するのが、「やらなきゃとは思いつつ、できなかった事」に対する抜群の行動力と実行力。外国人から見た、日本の文化の再発見(今の日本人には、もう不可能なんでしょうか・・・?)。
酒蔵を大胆に改築したレストランひとつにしても、今でも書かれている内容通りであれば、ぜひ一度訪問したいという気になります。
昨日から読み進めて、もうすぐ読み終わりますが、楽しい内容なので全く苦になりません。
・・・そういえば去年、セーラが滋賀県に来て講演会をしたということを思い出しました。もっと早くこの本を読んでいれば、ぜひとも聞きたかったと悔やまれます。

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31 January

料理は「愛」これがすべて

現在読んでいる「味覚日乗」という本の中の一節で、著者が、ジョエル・ロブション氏(料理界では有名だそうです・・・不勉強!)に問うた質問「彼にとって、彼自身の料理とは何か?」に対する答えです。また「人を喜ばせるため」とも。
著者の辰巳芳子氏は、偶然にも上原先生とほぼ同じ年齢。80歳すぎです。
こういう方々の智慧は、豊富な知識と非凡な経験とに裏打ちされた、貴重な文化にも似たものがあるなあと思います。
そのエッセンスを、1冊の本を読むことで、ごく一部でも自分に取り入れることができる、有難さ。
また、このブログを始めるきっかけとなった、食文化や食育について自分が考える方向性が、間違ってなかったことを感じる、嬉しさ。
日本酒も、あまり古臭い言葉を出すと敬遠がちですが、やはり食文化であり、伝統文化の域にまで練り上げられた凄みを感じます。
そして、土地土地の気候、生活文化や食文化と切り離しては語れない、地酒。
どうして、様々な分野がこうも結びついて考えられるのかなあと不思議に思うことが多いのですが、源流は同じところなんだと、偶然、同じ年代の著者の本を平行読みすることで、実感しました。
最後に、また「味覚日乗」から、自戒を込めて・・・
「一度易きに着いたものを本筋に戻すのは倍の努力を要します。ここ二、三年が日本人の正念場のような気がしてなりません。なにもかも、いずれの分野に於いても、小さなことから、本ものに戻したいもの。」
(ちなみにこの本が発行されたのは、2年半前なのですが)


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27 January

予習、復習しています

先日、今さらですが上原先生の「いざ、純米酒」を購入して、現在少しづつ読み進めております。
鳥取の蔵にお邪魔した時、貧乏酒屋の店長さんから「ここの杜氏さんは、上原先生の本の通りに実践されている」とお聞きしたのですが、読み進めるほどに、それを実感しました。
特に、先日お邪魔した時に経験した、麹室での一連の作業。
「製麹」の段に書かれている内容通りのことを実践したことがわかり、杜氏さんの意気込みに感心いたしました。
・・・と、ここまでは復習です。
また来月の連休にもお邪魔しようかと企んでいますので、これからは予習のために、気合いを入れて読み進めていこうと思います。
・・・晩酌しながら、ですが。

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21 January

今さらですが・・・

「いざ、純米酒」を購入しました。
燗酒おやぢ様のところからリンクしている、Amazon.co.jpから購入しました。書店にはほとんど置いてなかったし、取り寄せなら3週間はかかると言われて、試しにやってみたら、注文(メール送信)から2日後に届きました。しかも貴重?な初版本が。
内容については、まだ読んでないので、特に書きません。
(御存知の方の方が多いと思いますし)
自分の中で消化吸収し、今後の行動の指針のひとつになれば良いな、と思います。



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