09 November

お米と野菜とお酒の会2013

このブログでは1年ぶりの更新です。
ブログ側の事情により、これ以上写真データを上げることができず、仕方なくこの会まで保留にしておりました。
このたび、個人的収穫祭「お米と野菜とお酒の会」を今回でいったん終了とさせていただくことにもなり、タイミング良いのか悪いのか、この記事を最後にすることになりました・・・。
まあ、こちらの事情はさておき、今回も素晴らしい会となりましたので、ご報告いたします。









今シーズンは、7月前半の空梅雨による水不足で夏野菜の苗、特にキュウリなどの瓜科がほぼ壊滅状態となり、自家製キュウリの収穫が激減したことと、10月前半の少雨によりサトイモの生育が止まってしまったことなど、畑の野菜にとっては過酷な環境でした。
そんな中でも、サツマイモやサトイモ、カボチャに冬瓜と少しですが収穫ができ、また田んぼのお米は順調に育ってくれたので、今年も何とか開催にこぎつけました。

蔵朱・大西さんの魔法にかかった野菜やお米たちを次々と味わいつつ、お酒はもちろんこれらの料理に一番寄り添ってくれる「辨天娘」を、すべてお燗で味わいました。
蔵元のご厚意で、仕込み水をお裾分けいただいたので、お酒の合間の和らぎ水も贅沢に仕込み水をたっぷり頂きました。

ご一緒させていただいたのは、毎回来て下さるお酒つながりの方々に、今回初めてご参加いただいた、やっぱりお酒つながりの方々。そして自分を含め10名と、今まででもっともアットホームな会となりました。
午後7時から10時半までの3時間半、今年もあっという間の夢の食卓でした。

[Read more of this post]
23:59:00 | macjiro | | TrackBacks

27 October

お米と野菜とお酒の会2012

null

今年も蔵朱さんのご厚意で、個人的収穫祭を開催させていただきました。ありがたいことに、今年で7回目です。
お米は、滋賀県大津市伊香立の棚田で育てた無農薬無肥料米。田んぼの師匠とともに春の籾消毒から籾播き、畦塗に代掻き、田植え、畔草刈りとお世話をして、例年より1ヶ月早く収穫できたアキタコマチの七分搗きを。
野菜は、滋賀県野洲市小篠原の山裾でお借りしている畑で、その時に収穫できたもの。源助大根(葉付き)、サトイモ、枝豆、キクイモと、隣の畑(地主さん)から頂いたカボチャを。
そしてお酒は、今年も1年間買いためて自宅(マンション)熟成させた、辨天娘の純米酒たちを。
身勝手な声かけに快くご参加下さった13名の皆様とともに、私にとって1年でもっとも贅沢で幸せな数時間の始まりです。





煮物やお浸し、椀物におやきなど、野菜の味わいを引き立てる料理の数々に、辨天娘の純米燗酒が寄り添います。お酒が進み、料理が進む相乗効果でしょうか、毎年自ら楽しんでお燗番をする私ですが、今年は特にお酒を飲まれるペースが早く感じました。
14名という人数が、きっちりお燗をつけつつ自分も楽しく味わえるギリギリの規模であることを、改めて実感しました。

蔵元のご厚意で頂いた仕込み水もちゃんと飲みつつ、終わってみるとひとり5合計算で用意させていただいたお酒は、ほとんどなくなっていました。もちろん料理も、だし汁まで余すところなく味わい、綺麗になった器が次々と引かれてゆくばかり。がっつりでもなく、かといってお上品でもなく、美味しい料理とお酒を味わいながら、肩肘張らずに寛げるお酒の会・・・今年もやっぱり、昨年以上に楽しい会になりました。

23:02:00 | macjiro | | TrackBacks

15 September

9周年の会@さらむむ

null

行きつけの居酒屋「さらむむ」(あべのベルタ地下2階)が、この9月で9周年となりました。
なぜか7周年から始めた、ささやかなお祝いの宴も、今回で3回目。こぢんまりと1テーブル6人程度で、営業に支障のない程度にしようかと思いましたが、9人の賑やかな会になりました。
お酒は、とっておきの旭菊10BY純米吟醸原酒(精米50%)、お店と同じ年の白鴻15BY(9年古酒)純米原酒をメインに、mikaさん夫妻持参の村祐ひやおろし、nopponoppoさん持参の喜楽里21BY?純米原酒(「龍神丸で有名になった和歌山・高垣杜氏の遺作)、たがさん持参の美冨久、私とはっしん持参(お店に預かってもらっている分)の会津娘つるし22&23BY純米原酒に日置桜山根醸23BY純米無濾過生原酒、最後に自宅へ取りに行って持参した辨天娘22BY純米強力の9種類と、これまた9に縁のある数字でした。



実は私とmikaさん夫妻は、5時過ぎからゼロ次会と称して、ある方を迎え撃つためカウンターで飲み始めていました(お仕事前なのに無理に時間を作って立ち寄って下さったアフロ姐さん、感謝!)
その時から提供していた付き出しのカボチャ。野洲の地主さんから頂いた大きなカボチャを3週間ほど自宅で熟成させて、この日のために料理しました・・・私が(笑)
もちろん、豪華料理のメインは魚!
付き出しとほぼ同時に提供された、豪華刺身盛りに岩牡蠣。
シマアジの頭は、飾りではなくちゃんと後で焼いて味わいました。



焼き魚は、2回に分けて2匹ずつ。赤いのがキンキ、黒い?のがノドグロです。食べ応えがある大きさでした。
この日はもちろん、貸し切りではなく通常営業。他の席も、テーブル1組にカウンター3組と、7割以上の繁盛ぶり。店長ひとりで対応されるので、常連チームの私たちは前半ゆっくり食べて飲んで楽しみます(お酒は自分たちでお燗つけるので手間かけません)。
後半になり、店長が少し手が空いた時を見計らって、9周年のプレゼントを手渡しました。とある有名芋焼酎1本と、杯(辨天娘)4個、備前焼のぐい呑み1個、手拭い(辨天娘)2枚のセット・・・まあ、今年もあまりお金をかけてませんけど(笑)
来年はいよいよ10周年。常連として、この1年もしっかり応援して、来年こそ貸し切って盛大にお祝いをしたいと思います!

23:19:00 | macjiro | | TrackBacks

03 June

辨天娘の会inごとし

14年ぶりに始めたテニスの2回目の練習を、途中抜けまでして行きたかったお酒の会。
京都は二条高倉にある、純米燗酒とそれに合う旨い肴が味わえるお店「ごとし」が会場です。
お酒は、もちろん辨天娘! 蔵元(太田社長)にもお会いできるし、なかなか伺えなかった「ごとし」さんの料理を堪能できるとあって、テニス疲れが残る身体を急かせて、開始20分以上前にお店に到着しました。





入り口からお店の中までずらりと並んだ一升瓶や4合瓶。この日味わえるお酒は全部で12種類、というだけでも圧巻なのに、そのうち現在蔵在庫があるのは1種類のみ。他はすべてお店で大事に育てられた娘たち(うち1種類は非売品)です。中には生原酒の5年熟成まであって、私のテンションはいきなりトップギアに入りました(笑)
しかもお燗番専門に、お酒仲間でもあるitachaさんが大活躍。お酒が入った徳利すべてに可愛いイラストの首掛けまで! どこまでも呑兵衛のツボを刺激されます。

ウェルカムドリンクの新酒(平成23年収穫された酒米で仕込んだお酒)の純米にごり生酒をまずひと口。高めの温度に上げてから、氷水で急冷してぬる燗程度に下げた、口当たりの良いにごりです。最初からお燗番のこだわりが如何なく発揮されています。
乾杯は純米大吟醸で。平成17BYなので、丸6年熟成しています。数年前に味わった時よりも滑らかで円い旨味がたっぷり。軽い熟成感がある上立ち香が、これから味わえる料理への期待感につながります。





料理は、お酒に寄り添いつつ味わいの相乗効果が楽しめるものばかり。しかも素材や盛り付けに初夏の爽やかさが連想されます。
夏野菜の白和え、お刺身(昆布〆・酢〆・漬け)盛り、琵琶ます山椒焼き、甘鯛と根菜の酒粕煮、あわびとじゅんさいの酢の物、鮎と万願寺のわた醤油がけ・・・山のものは、特に辨天娘との相性が良く感じられます。





全部のお酒が、気取らないのに味わい深く個性豊か。それに合わせられる料理もがっぷりお酒の味を受けつつ、それぞれの良さをお互い引き出す・・・さりげなく提供されるお酒と料理の順番にも、スタッフのお酒への愛を感じます。
蔵元からも、蔵でしか味わえない秘伝の料理・・・鯖なれ寿司(麹漬け)が提供され、スペシャルなお酒(非売品)とともに味わいました。
すっぽんの唐揚げ、鴨の椀物などボリュームある料理がさらっと出され、飛びつくように平らげて・・・気がつけば、かなりお腹がいっぱい。それでも、なら漬・鯛味噌・わさび漬けと共に出されたおにぎり(ちりめん山椒入り)は、大きなサイズを所望してちゃっかり完食してしまいました。

幸せな時間も、やがて惜しまれつつお開きに。
2次会の誘惑に辛うじて抗い、名残が尽きぬ場を足早に去って、余韻を楽しみながら2時間の帰路につきました。

23:24:00 | macjiro | | TrackBacks

09 March

近つ飛鳥 大吟醸を味わう

null

大阪府羽曳野市、古市古墳群の近くにかつてあった蔵元、オキナ酒造。その特定名称酒銘柄「近つ飛鳥」の大吟醸(一升瓶1万円クラス)を入手したと、12年前に日本酒にはまって以来の友人の酒屋かどやさんからこっそり教えてもらい、このお酒を味わう会を企画しました。

9年前に廃業されたため、今ではほとんど入手不可能なお酒。他にもそういう銘柄はあるかと思いますが、「近つ飛鳥」はかどや酒店でもずっと扱っていたこともあり、私もよく飲みました。特に本醸造酒は、一升瓶1800円(4合瓶900円)と、そのコストパフォーマンスもさることながら、全量山田錦65%精米という破格の原材料で、しかも燗して旨い。私が今まで味わった中でも最高クラスの本醸造のひとつでした。
さすがに大吟醸クラスのお酒は購入したことがなく、廃業される1年前に蔵を訪問した時にきき酒で味わった程度。でもあの本醸造酒を造った蔵だから、10年以上の熟成を経た今、改めて味わうのがとても楽しみでした。





持ち込みの会なので、いつもお世話になっている「さらむむ」で。
今日もボリュームたっぷりの魚料理です。

かどやさんからの要望により、大勢で少しだけ味わう会ではなく、かつての「近つ飛鳥」の味を知っている仲間や、熟成した大吟醸をじっくり味わう楽しみを知っている仲間だけに声をかけました。
私とかどやさんを含めて6名プラス会場のさらむむでお馴染みの常連さん1名を加えた7名で、まずは冷や(常温)で乾杯。

十数年低温熟成されたのがよくわかる、上品でありながら何層も奥行きのある味わい。香りもアタックも穏やかで、一瞬薄いと思えるほどですが、中盤から後半にかけて酸が下支えした甘味と淡い旨味が、そして後半から余韻まではかすかな苦みと渋みが引き締めてくれます。
続いて温度を上げてみます。いつもは55度以上に上げてから様子を見る燗つけですが、今回は下からじっくりと温度を上げて(湯温も60度弱で)45度程度で引き上げて味見。
・・・ゾクッとした感覚が背筋を走りました。すぐに皆さんに味わって頂き、自分も多めに口に含んで味わいます。
常温で感じた軽い熟成香もほとんど消え、温度が上がって元気になった酸と旨みが、大吟醸でありながら食中酒としても高いクラスのお酒であることを主張します。
更に限界温度を探ると、50度超えてもバランスが崩れることもなく、燗冷ましではまったりとした甘味を感じさせます。

刺身や焼き物や酒蒸しなどの料理をがっつり味わいながら、後半はもっぱらお燗ばかり味わいました。
この蔵が今もお酒を造り続けてくれていたら、地元大阪の蔵でもあり間違いなく応援したのに・・・と一同惜しみつつ、お酒は惜しみなく最後の一滴まで飲みつくしてしまいました。

23:35:00 | macjiro | | TrackBacks