15 April

辨天娘 春の試飲会(当日)

1時半に倒れこむように就寝したものの、6時半には目が覚めたので、身支度を整えて7時に母屋1階の広間に顔を出してご挨拶。さすがに皆さん臨戦態勢でした。
朝食後、8時前にスタッフミーティング。
今回、私の担当は受付係。参加される方々の半数近くは、何らかの形で(顔もしくは名前を)見知っているゆえのお役目と勝手に思いつつ、前回までは盛田さん(3月に亡くなられた・・・)が受付をされていたことを思い出しました。

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受付時間は10時半からなので、それまでは会場セッティングや料理部門のお手伝い。何度も会場と母屋を往復する中で、今シーズン育てられる酒米の種籾を発見したり、懇親会で提供される燗酒(1合瓶12本×8種類)が瓶燗されているのを、興味深く見ていました。



やがて、車で来られた方がひと足先に到着されたので、法被を着て受付業務開始。
鉄道で来られる方(20名以上)は、10時45分を過ぎた頃にドッ!と押し寄せるように到着。まるで団体様ご一行です・・・たちまち受付台前に行列ができました(笑)
でもそのひと時をこなすと、おひとり遅れて来られる方以外は皆さん受付完了されたので、奥の仕込み蔵2階のきき酒会場へご案内。
私は再び配膳や会場の仕上げ、お酒の運搬などのお手伝いをしたり、きき酒会場をのぞいたりしていました。





定刻の正午を過ぎたので、きき酒会場から懇親会会場へ皆さんをご案内。
開会の言葉、社長の挨拶、杜氏のいつもより嬉しそうな挨拶(23BYの酒造りの説明)、リアル辨天娘・陽子さんによる提供酒の説明のあと、いよいよ宴が始まります。
ズラッと並んだお酒たちや、素朴ながら手間暇かけられた料理の数々を前に、乾杯酒である今年の新酒(純米大吟醸生原酒・常温)を皆さんの杯に注ぎます。
ここで、スタッフとしての私はいったん消え、皆さんと同じ宴席に着きます。
山枡酒店店長の音頭で、いざ乾杯!
その後は、いつも通り次々と提供される燗酒と料理を味わいながら、いつもより多くの方とお話することができました。

温かい料理(粕汁、車麩のフライ、猪鍋)やおにぎり、蔵特製なら漬も素晴らしいタイミングで提供され、かなりのボリュームなのに皆さんよく食べられていました。まさに「料理が食べたくなるお酒」の本領発揮です。

デザートのシャーベットが出されたところで、〆の挨拶を東京から来られた酒販店・大塚屋の京子さんにしていただき、西日本では珍しい一本締めで締めくくりました。

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17:20:00 | macjiro | | TrackBacks

14 April

辨天娘 春の試飲会(前夜)

今年も、若桜の蔵より無事皆造(仕込んだお酒全部が搾り終わる事)と、春の試飲会・懇親会のお知らせが届きました。
一昨年までは呑み手としてお呼び頂いていた、新酒と貯蔵酒がきき酒できる春の試飲会。昨年からは酒販店と飲食店の方が対象となって、料理を引き立てる純米燗酒にまい進する蔵元の意気込みがひしひしと伝わります。

今年は、蔵元の皆さんのご厚意で、準備スタッフとして前日の午後から参加させていただくことに!
いつもお世話になってばかりなので、ほんの少しでもご恩返しをしたい思いから、二つ返事で引き受けました。



14日(土)、正午になんばの高速バス停を出発。午後3時前に若桜のバス停に着きました。中国道を走っている間は、桜が満開に近かったのですが、山肌にまだ雪が数十センチ残っている戸倉峠を越えて若桜町に入ると・・・桜は蕾。ちらほらと咲き始めた頃でした。

バス停から徒歩10分程度で蔵に着き、1ヶ月ぶりのご挨拶。
お茶の時間の後、さっそくお手伝いをさせていただきました。
お酒の出荷準備の他、明日の懇親会会場の掃除や準備。そして今回初めて、ほんの少しですが料理のお手伝いも経験しました。
いつも美味しく味わう、特製の落花生(ピーナッツ)豆腐・・・大きめの鍋で数十分、弱火で焦げないように混ぜる作業を仰せつかりました。
夕食の時に飲んでいた純米燗酒でほろ酔い加減だった気分はどこかへすっ飛んで、「これを焦がしたら大変!」と緊張しつつ木べらを回し続けました。
何とか失敗することなく、無事に四角い型に流し入れることができて、ほっとしました。

また夕食の前でしたが、5月4日のイベントで出品するお酒を選ぶためのきき酒も仰せつかり、いつになく真剣にお酒を味わいました。
お酒だけの味わいよりも、やはり一緒に提供する蔵朱さんの料理との相性を考えて、自分なりに決めましたが・・・翌日、山枡酒店の店長と蔵朱の店長のご判断で最終的に決まるとのことですので、果たして自分の感覚が合っているかどうか? 興味深い思いで明日を待ちます。

深夜まで料理の準備が続く中、社長のご厚意でひと足お先に今年の新酒を各種燗酒で味わいましたが、翌日の本番で役立たずにならないようギリギリのところでセーブして、眠りにつきました・・・。

23:29:00 | macjiro | | TrackBacks

08 October

辨天娘 酒米収穫祭2011



今年3回目の若桜訪問。今回の旅の目的は、秋に開催される「酒米収穫祭」に参加するためです。
なんばOCATからバスで3時間、片道3,100円・・・いつもながら、ありがたい近さです。



この日のメニュー。左側がお酒、右側が料理のラインナップです。
お酒メニューは、現在市販されているものがほとんど。でも鳥姫と純米吟醸山田錦の22BYは、ここで初めて味わいます。





提供されるお酒は、もちろんすべて熱燗。
若桜の食材や伝統料理にはもちろん、車麩のフライといった揚げ物や、優しい甘さの自家製デザートにも合う合う。
でも真骨頂は・・・



お蔵特製、鯖の麹漬け!
そのままでも、ほんの少し醤油をつけても、そしてそして炙っても、とにかく旨い。
お蔵で味わうとなお旨味が増幅する気がするのは、実際に行った人なら絶対わかってもらえると思います。

春の会とは違って、ほとんどが鳥取県内の方、しかも酒米の生産者は若桜町内の方ばかり。
普通ならアウェー感たっぷりの会ですが、まったくそんなことを感じないのは、私が馴染んでいるからだけではない何かが、このお蔵にあるからでしょうね。

22:39:00 | macjiro | | TrackBacks

21 November

寄り道先でひと仕事

前日から久しぶりに鳥取入りして、来月半ばから働く予定の蔵を訪問。その蔵からの帰り道・・・せっかく通り道にあるので、いつも何かとお世話になっている、若桜の蔵を訪問しました。

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事前に到着時間を連絡していましたが、急きょ予定より1本早い列車(それでも2時間半早くなる・・・)で訪問すると・・・蔵の皆さん総出で何か作業をされています。
挨拶しつつ近づくと・・・新鮮な大根の香りが。
蔵特製「大根奈良漬」の仕込み作業で一番大変な最初の漬け込み(収穫した大根を洗って皮をむき、半割りして塩で漬け込む一連の作業)の真っ最中でした。
すぐにお茶の時間となり、皆さんと半年ぶりに元気にお会いすることができました。
お茶を頂きながら、来月からの仕事についてお話したり、10月30日に催した個人的収穫祭の様子を話したり・・・たった半年のブランクですが、何かと話す内容に事欠くことがありません。・・・が、やはり昔からの癖で、こちらでじっと座っていると何となく落ち着きません。それを察知された奥様が、「大根の皮むき、お願いできます?」との申し出。渡りに船と受けて、お昼までの1時間ほどを、ピーラー片手に立派な大根と格闘しました。

お昼をよばれ、しばし休憩の後また1時間ほど皮むきに没頭します。午前中は慣れない手つきで無駄に力が入り、効率も悪かったのですが、午後はコツをつかめてきて、向かいに座っているベテランの方に少し近づくようなペースに。むいた皮も細長くきれいなものが多くなってきます。
ちなみにこの大量の大根の皮は、同じ町で牛を飼っている方へ提供。牛にとってのご馳走となります。

3時過ぎの休憩途中で、ちょっとしたハプニングが。
蔵の娘さんが「大阪の有名地酒専門店の社長さんが来られています!」との連絡に、つい私も一緒にお出迎え。社長さんと、これまた顔見知りの鮪料理店のおやじさんが、驚いた顔で私を見ていたのが、不謹慎ながら面白かったです。
それからは、なぜか私も参加して、新しく出す予定の純米にごり酒のサンプル試飲会(冷やと燗の両方で)となりました。
最初はやや硬い雰囲気だったのが、やはり美味しい純米にごり燗の杯が進むごとに(吐器なしなので)会話も弾み、最後は蔵総勢で(なぜか私も入って)お見送りとなりました。

それからは、帰りのバスまでの30分強を、娘さんと純米酒(にごり以外)の試飲会をさせていただきました。今年一番のお気に入り、強力のお酒など数種類が、開栓放置熟成でよりまろやかになって、思わず炬燵に根を張ってしまうところでした・・・。

22:05:00 | macjiro | | TrackBacks

23 May

春の純米燗酒の会

今年も声をかけていただき、1年ぶりに若桜を訪問しました。
朝一番のスーパーはくと〜若桜鉄道と、いつもの乗り継ぎでしたが、若桜鉄道は(たまたた1両編成ということもありましたが)立ち客がでるほどの満員。そしてお会いした顔がそこかしこに。
乗客の3割以上が、駅を降りると傘をさして同じ方向へ歩きます・・・「純米燗酒の会@若桜」会場である、お蔵へ。

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お蔵に着いて、社長様始め皆様と再会のご挨拶。思えば、かれこれ6年近く、毎年最低1回はこちらを訪問していることになります・・・。
会費を払って、まずはきき酒(マッチング方式)に挑戦。毎回少し間違えるのですが、今回も案の定、半分しか当たりませんでした・・・。
その後、未出荷の貯蔵火入れ原酒と、今年度の新酒の火入れ原酒を順番にきき酒。私は適当に味を見ただけですが、久しぶりにお会いした倉吉の酒屋さんは、この貯蔵原酒のきき酒のために朝8時過ぎからお蔵にいらっしゃるとか。お酒ごとの細かい分析や評点までつけられているのを垣間見ることができ、さすが・・・と感心しきり。

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貯蔵原酒を全部きき終わらないうちにお昼となり、お酒と食事が用意されている特設会場へ移動・・・といっても、蔵の建物から棟続きですので、雨に濡れることなく移動できましたが。
テーブルには、山の幸をふんだんに使った手作りの料理が盛りだくさん。こちらでは、デザートに至るまでほとんどの料理が地元の素材を使い、手作りで提供されます。
懐かしい味の料理を味わいつつ、次々と手際よくつけられる燗酒が杯に注がれます。最初はテーブル内でお酌をしてましたが、途中からはもっぱら手酌派に。自分のペースを死守しないと、つい飲み過ぎてしまいます。
それでも、午後3時前に閉会した時点でかなり酔いが回って、3時過ぎには酔い覚ましのため宴席から離れてふらふらしておりましたが、やがて猛烈な眠気に襲われて、ついお言葉に甘えて母屋で横になってしまいました・・・。
1時間ほど意識を失い、少し復活して会場に戻ると、お蔵の方々と残った参加者(夕方バスやJRで帰宅組)が、和気あいあいとお酒を楽しまれていました。
体調が少し戻って、さあこれからという時にはもうバスの時間に。
同じ大阪から来た、同い歳の3人組でバスに乗り、なんばまで3時間の帰路につきました。

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22:55:00 | macjiro | | TrackBacks