04 May

上方日本酒ワールド2012!

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今年も大阪天満宮の境内が、凄いことになりました!
前売り入場券(グラス引き換え券)の販売だけで3000枚、当日販売グラス(とプラカップ合わせて)2000個が完売の上、カップが足りなくて泣く泣くお断りしたお客さんも多数との情報も。
(正式なデータは数日後にはブログでも発表されるかと思います)

私個人としては、今回ももちろん蔵朱ブースの臨時スタッフとして、お酒の提供をお手伝いさせていただきました。
今年の蔵朱ブースは、今まで以上に豪華なメンバー。
主の大西さんは、主催店舗のため多忙で自分のお店のブースにほとんど入れないので、料理スタッフは櫓仁チームを中心に、お馴染みの顔と新しい顔が加わって5人態勢。
お酒スタッフは、はるばる鳥取は倉吉から夜行バスで駆けつけて下さった、私の純米燗酒師匠の山枡さんと、10月1日のゴーアラウンドでは2年連続で活躍していただいた、(私が勝手に)お酒の師匠と思っているhatanoさん。両師匠がいらっしゃるだけで、私は何が起こっても動じない安心感をいただきました。
そして看板娘には「辨天娘」蔵元(社長のお嬢さん)の太田陽子さん。彼女の「お酒はお燗が絶対おすすめですよ〜!」の声に、燗酒の売り上げが何割かアップしたのは間違いありません!
助っ人には、地元若桜町最大の祭りを無事こなして始発列車で駆けつけてくれた、ハスキーボイス(笑)のイケメン(社長の御子息)太田章太郎さんと、寡黙ですが安心できる存在感のmoritaさん、すっかり溶け込んだ感のアフロ稲垣さん。
何より肝心要のお会計は、女将さんと燗の美穂のまゆちゃん。お金について心配することなく、美味しい燗酒を飲み頃温度で提供することに専念できました。

午前8時前に会場入りして、お酒の搬入をはじめ準備作業をこなし、午前9時にはほぼ全員集合してスタンバイ。
9時半から急にお客さんが増えて、10時前にはブース前に行列が・・・。
10時きっちりに販売を開始して・・・ふと気がつくと、午後2時を過ぎていました。4時間以上も、我を忘れる忙しさだったのです。
忙しい中でも、料理とお酒はお待たせすることなくスムーズに提供できました。いかにお店の段取りとスタッフが素晴らしいかを実感した4時間強でした。

午後3時を過ぎて、さすがに来られるお客さんもゆっくりめになってきたので、手の空いてきた人から順番に他のお店を回り始めるブーススタッフもちらほら(今年は午後3時以降スタッフも飲食可能になりましたので)。私は結局、あまりの楽しさについブースに居着いてしまい、飲食も忘れてずっとお酒を提供させていただきました。

今回も、お酒つながりの知り合いだけでなく、2年連続で小学校の同級生も来てくれたのが、何より嬉しかったです。

午後4時半に提供終了、午後5時半には撤収も完了して、皆さんは打ち上げ会場へ。私と山枡さんと、今年も会場警備の要として活躍された立花酒店の大野さんの3人で、打ち上げ会場へ行く途中で近くの立ち飲みバーへ寄り道。こちらも大盛況で嬉しい限りでした。
打ち上げ会場は、着いたらすでに超満員。今回出品されたお酒を中心に、数十種類のお酒たちを次々に味わい、勝手にお燗つけて知り合いに振舞って、お互い存分に楽しみました!
23:15:00 | macjiro | | TrackBacks

23 September

Osaka Sake Sonicで日置桜

大阪の地酒専門店7店舗が主催する「Osaka Sake Sonic 2011」。
去年は参加しませんでしたが、今年はいきなりボランティアスタッフとして参加。冬に大変お世話になった、鳥取の「日置桜」ブースで、社長と共にお酒を提供させていただきました。

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燗どうこ(電気で徳利などを湯煎してお燗をする機械)を持参している蔵元は、自分のブースで燗酒を提供。「日置桜」の他にも、隣のブースの「秋鹿」や、若き杜氏が頑張る「天隠」といった燗酒に力を入れている蔵元には、燗酒ファンが列を成していました。



燗酒専門ブースもありました。「蔵朱」の大西さんや「地酒バー膳」の木下さん、また酒燗器メーカー「サンシン」の西岡さんといった職人技の持ち主が、各蔵元から提供されたお燗向きのお酒を次々と絶品燗酒にして提供していました。

去年は食べ物も提供されていたそうですが、今回はお酒のみ。個人的にアテを持ち込んで、つまみながらお酒を味わっているお客さんも多数見かけました。
純米燗酒は、料理とともに味わってこそ真価を発揮するので、次回はぜひ、蔵元にちなんだアテとともに提供されるともっと良いだろうな・・・というのが、自分も含めた飲み手の本音ではないかと思います。

ちなみに今回は、各蔵元が仕込み水を持参。本数は蔵元任せだったようで、10本程度持参していた「日置桜」ブースでは、仕込み水を求める人も絶えませんでした(笑)



一部・二部各2時間(間に休憩1時間)をこなし、撤収作業もしてから打ち上げ会場へ移動。会の残酒が並んだカウンターは壮観でした。
予想通り、打ち上げ会場となる店舗では燗酒対応が難しく(人数が多くてその余裕もなかった様子・・・)、蔵元やスタッフの皆さんは冷やで味わってました。
私は、持参していたポータブル燗酒セットに、お店から熱湯をもらって、残酒を次々と燗つけて味わっていました。でも残酒ゆえか香りと味のバランスが難しいものが多く、結局は「日置桜 鍛造生もと強力(ごうりき)20BY」の燗酒を味わって、ほわ〜っと疲れを癒やしてました(笑)
23:13:00 | macjiro | | TrackBacks

16 April

4000人の日本酒イベント

今年も、大阪・天満宮境内にて午前10時から「上方日本酒ワールド」が無事開催されました。
昨年は5月上旬の開催。汗ばむ陽気で、燗酒が苦戦していたように思いますが・・・今年は4月中旬で、良い気候に恵まれました。散り行く桜を見ながらの花見酒となったことでしょう。

私はもちろん、昨年の天満宮や日本酒の日と同じく、このイベントの中心店舗のひとつである「蔵朱」のスタッフとしてお手伝い。
奈良県は宇陀の蔵元、久保本家酒造の「睡龍」純米酒・涼を冷や(常温)とお燗で皆さんに提供させていただきました。
(なので写真を撮る暇がありませんでした・・・)

昨年は、1店舗につき料理2種類、お酒も2種類の提供でしたので、かなり手間がかかってしまいましたが、今年は料理もお酒も1種類になり、予想以上にスムーズな提供ができたように思います。
スムーズ過ぎたのか?「蔵朱」では料理が午後1時半に売り切れとなってしまい、夕方5時の終了まで3時間半はお酒のみの販売となってしまいました・・・。

今年は昨年以上に告知活動が行われた成果か、朝から不安定な天気かつ震災後の自粛が話題になる中での開催にも関わらず、昨年を超える約4000人の方が、入場券代わりの専用グラスを片手にお酒と料理を楽しまれたとのこと。また今回の東日本大震災で被災された酒蔵への義援金も受け付けていました(更に受付で専用グラスと料理が持ち歩ける特製トレーを200円で購入されると、150円が義援金として寄付される仕組みになっていました)。
よくある日本酒イベントのような閉鎖空間で高めの参加費ではなく、誰もが参加できる屋外の公共施設で、参加費用も必要最低限の500円プラスお酒(60ml)や料理が300円〜というシステム。
普段あまり日本酒を飲まない方にとっては低いハードルとなり、結果として4000人もの方が足を運ばれたのでしょう。

ただ、昨年参加された方も多数来られており、昨年のイベントそのものが「ぜひまた参加したい!」と思ってもらえたという、嬉しい評価にもなったのでは・・・と個人的に思いました。

同世代の飲食店が中心となって始まった「日本酒卍固め」というムーブメントが、今では酒屋さんや飲食店の常連さんまで巻き込み、全国の日本酒関係者からも一目置かれる存在となっています。
今後もあくまでも自然体で、
「美味しい日本酒を知って欲しい」
「美味しい燗酒を、美味しい料理とともに味わって欲しい」
という想いを、楽しい企画と共に伝えてもらえたら良いなと思います。
もちろん、私も微力ながら協力させていただきますので・・・。

23:38:00 | macjiro | | TrackBacks

24 August

出張お燗番予告

滋賀のお酒仲間つながりで、9月20日にイベントに参加しますので、そのお知らせをば・・・。

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滋賀の日本酒をもっと知ろう!
「酒と語りと醸し(かもし)と私」

期日:平成22年9月20日(月・祝)14時〜17時
会場:旧大津公会堂
(滋賀県大津市浜大津1丁目4番1号※京阪浜大津駅より徒歩約1分)
入場料:1人500円(信楽焼きぐい呑み1コ付)
定員:150名
※おかげさまで定員に達しましたので、募集は締め切りました。
参加(予定):滋賀の日本酒蔵元12名、滋賀の発酵食品メーカー

内容:
お酒はボランティアがサーブ(提供)します。
参加される皆さんは、お酒を味わいながら蔵元さんとじっくりたっぷり話していただきます!
   
会場でのお酒の楽しみ方は・・・
チケット1枚(100円相当。受付で販売します)で日本酒(ぐい呑み1杯分の量。約30ml)が味わえます。
例えば、12種類(参加蔵元の数)ならチケット12枚(1200円分)を購入していただき、1杯ごとにチケット1枚と交換いたします。

日本酒の特長でもある「お燗」も味わってもらえるよう、燗番娘(あるいは息子)がお燗をつけるコーナーも。
私はお燗番のお手伝いをすることになります・・・。
*お燗は1杯分単位ではなく、5杯分(500円)単位になります。

また発酵食品各ブースでは、ちょっとした酒の肴を販売する予定です。こちらもチケット(100円〜300円くらい?)で購入していただけますので、お酒との相性を楽しめますよ。

問合せ: 
 滋賀県大津市浜大津2丁目1-31 
 小川酒店 布施明美(実行委員・酔醸会)
 電話077‐524‐2203  FAX077‐524‐2212
お申込メールアドレス:ogawa.l@chive.ocn.ne.jp

21:20:16 | macjiro | | TrackBacks

07 July

アカデミックなお酒の会

田んぼの師匠宅近くにある、総合地球環境学研究所。今まで、近所を通過する度に「どんな内容の研究をしている所なんだろうか?」と、軽く疑問に思っていましたが、七夕の日に足を踏み入れることになりました。しかも日本酒がらみで・・・。

きっかけは、懇意にさせていただいている蔵元さんからの情報。シンポジウムのパネラーとして参加されるとのことで、ゲストや内容も非常に興味深いものがあります。しかも第2部では実際にお酒も試飲できるとのこと・・・迷わず参加することにしました。

開始時間よりも約1時間早く会場に着き、それとなく施設を見てみます・・・大学、でもないし、不思議な場所です。
内容が特殊で、かつ告知が不十分だったせいか、会場のセミナールームに入ると、椅子が数十席程度・・・しかも顔ぶれの半分以上は関係者(特にこの施設に来ている学生らしき人多数)といった雰囲気。自分がやや浮いた存在に感じつつも、気にせずビデオ撮影(事前に許可済)の準備をします。

時間になり、パネラーの方々が入場。シンポジウムがゆっくりとスタートします。
お米、特に復活品種の酒米「強力(ごうりき)」と「神力(しんりき)」について、それぞれ関わる蔵元や酒屋(農家でもあり、自分で栽培されている)がその想いを語ってくれます。
なぜ古い品種を選び、育てるのか?
なぜそのお米で日本酒(純米酒)を醸すのか?
単に話題性だけでなく、新しい品種にはない魅力がある・・・それを突き詰めていくと、農に関わる様々な問題が透けて見えてくる、といった話の展開は、非常に興味をもって聞くことが出来ました。
参加者からの質問も活発に行われ、自分もつい質問を投げかけたりして、久しぶりにアカデミックな空気を楽しみました。

パネルディスカッションの後は、宇根豊氏(農業の世界では有名な方。農家であり本も多数出版されている)の講演もありました。生き物という視点から田んぼや畑など農的環境について考察されることで特に有名ですが、今回はお酒にもつなげた話になりました。
「純米酒1合を飲むことで、オタマジャクシ百数十匹が生育できる環境を保全することになる」
何だか飲兵衛の大義名分になってしまいそうな内容ですが(笑)、面白い発想かもしれません。



その後、ダイニングに移動して、お待ちかねの第2部・・・純米酒試飲会が始まります。
適度に熟成した「強力」の純米酒は、特にお燗で旨い。レジュメにも書かれていた以上、これはぜひ参加された皆さんに体験していただかなくては!
蔵元とともに、キッチンでお燗の準備を手伝ったり、持参したポータブルお燗セットで素早く燗酒を提供したりと、いつもの調子でやってしまいました・・・。







近年作付が激減した酒米「たかね錦」を育て、その米で酒も仕込む杜氏の力作「不老泉 参年熟成原酒」や、パネラーの農家さんが育てた山田錦で仕込んだお酒。また同じくパネラーのひとりで、熊本の酒屋さんが育てた「神力」で仕込んだ純米大吟醸など、バラエティーに富んだお酒の数々・・・もちろん、全部お燗して味わいました。
ちょっとしたおつまみ(鮒寿司、豆腐、揚げの焼いたもの)が、またシンプルで良いアテばかり。自宅からこっそり持参した、自家製キュウリのぬか漬けも提供したら、皆さんにかなり受けました(笑)

試飲会は、さすがに施設内ということもあってか、1時間弱で終了。お酒はたっぷり残ったままでしたが、おそらくその後のスタッフ打ち上げで飲まれたことと思います。
一方、私たち(私、蔵朱マスター)は、パネラーのひとりであった蔵元を引っ張り出し、まだ明るい京都の街へ繰り出したのでした。
(つづく)
23:06:00 | macjiro | | TrackBacks