Archive for July 2010

31 July

日置桜を愛でる会

7月は、10日おきぐらいに飲み会に参加した珍しい月でした。
その7月の最終日、いつもお世話になっている蔵朱にて「日置桜を愛でる会」に参加してきました。

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午後3時という暑い日中の開催なので、汗をかきかきお店に到着すると・・・ウェルカムドリンクが! 純米にごり酒のエビスビール割りとのことで、ついぐっと飲み干しそうになります。マスターから「けっこうまわるので一気に飲まないで」と注意されなければ、飲んでいたでしょう・・・。
入口近くに、今日のお酒がずらりと並んでいました。



定刻になり、マスターの挨拶から蔵元の挨拶と続き、最初のお酒を杯に注いで乾杯。もちろん最初から燗酒です。
先付けは、無花果と枝豆の胡麻クリーム和え。続いておぼろ豆腐のジュンサイ添え、万願寺とスズキのしんじょうと、あっさりながら素材の味わいがうまく引き出された肴が提供されます。



特に野菜の炊き合わせは、サラダかと思うほど見た目が涼やか。でも出汁味がしっかりしみ込んでいます。
会が進むと、若い(といっても1年半程度の熟成ですが)お酒から徐々に熟成酒(2年〜5年)の味わい深い酒へと移ります。
あっさり味の肴ではちょっと役不足かな・・・と思った頃に、鰹のたたきが。ジャンボにんにくのペースト添えですが、これがマイルドで臭いもほとんど気にならず、全部食べてしまいました。
さらに、今月なぜか私の周囲でちょっとしたブーム?の、琵琶鱒。脂と旨味がしっかりのった塩焼きです。



賀茂ナスと生麩の柚子味噌添えは、想像以上に弾力のある歯ごたえと、柚子味噌の濃厚かつ後口さっぱりとした味わいが、お酒とうまくバランスを取ってくれます。
写真は撮り忘れましたが、その後お浸し(ゴーヤー、ツルムラサキ)を箸休め的に頂きました。
そろそろ〆に入り、穴子と新牛蒡の土鍋ご飯がまた燗酒によく合うなあと思いつつ噛み締め、汁物(鱧の子と湯葉の味噌汁)をなめるように啜りました。

メニューが全部出た頃には、初対面の方もすっかり和んで話が盛り上がっていました。毎度のことながら、いい雰囲気になってきた頃にはお別れの時間が迫ってきます。
3時間以上経過して、名残惜しみつつお開きに。
外はまだ明るく、お酒の会が終わったとは思えない感覚のまま、お店を後にしました・・・。

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24 July

出張お燗番?

昼間は猛暑の中で畑仕事、そして夕方になって琵琶湖を南周りで半周。野洲〜山科〜北小松と電車で1時間半、のんびり揺られて行きました。
近くの近江舞子では、夜に花火大会があったそうですが、お目当てはそれではなく・・・1ヶ月半ほど前の飲み会の本番といったところでしょうか(笑)



お蔵の呑み切りに行っていた皆さんよりひと足先に会場のお店に着き、すぐに起こした行動は・・・「お湯をください!」。
前回お燗をつけることができなかった分、今回はポータブルお燗セット持参で準備万端。熱湯だけをお店に提供してもらいました。



テーブルの上には、すでにこの2品がスタンバイ。乾杯の生ビールの後、個人的にはすぐにお燗したいところですが、まずは皆さん常温から味わいます。常温で味わうと、何となくお燗のポイントをつかむことができるので、半ば無意識のうちに「このお酒はこれくらいの温度が良さそう」と目星をつけます。



料理が増えてきた頃合をみて、いよいよお燗番スタート。
今回は、持ち込みのお酒全種類お燗をつけることができました。生原酒は温度の幅が難しかったり、ゆっくりと冷めていくお湯で何度もお燗をつけると、最適温度に近づけるのが難しかったりと、色々勉強になりました。
ひとつのちろりで10人に味わってもらうため、杯に注いだ時の温度が最適になるように少し熱めにつけたり、料理によっては温度を下げてみたりと、工夫するポイントも多数。これも声をかけて下さった主催者さんのアドバイスのおかげです。



岩牡蠣が出たところで、ぬる燗のアドバイスを受けました。
岩牡蠣のたんぱく質は高い温度のお酒と相性が悪いとのことで、体温より少し高めでキープ。
理論を受け、実体験(人体実験)で検証でき、個人的にも楽しめました。

楽しい3時間はあっという間に過ぎ、地元およびお泊りの皆さんと別れて、ひとり北小松の駅から大阪へと帰路につきました。でも前回と違って、心残りがない飲み会でした。

23:57:00 | macjiro | | TrackBacks

23 July

順調に醸し中

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梅雨が明けて、連日35度近くの猛暑となっています。
そんな中でも、ぬか床は順調に醗酵中。水分が増えたら生ぬかと塩を継ぎ足して・・・そろそろ1年になりますが、丁度いい塩梅になってきました。毎回収穫するキュウリの、やや形が悪いものや小さめのものなどを、3日に1回5〜6本のペースで漬け込み、丸1日で程よい味に仕上がります。ちなみに丸2日以上漬けると、酸味がかなり強くなってしまいますが・・・。

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ぬか床の近くに置いている味噌も、2ヶ月に1回点検し、表面にカビなどが発生すると除去しつつ、ようやく半年を超えて味噌らしい色と香りになってきました。3つ仕込んだ容器のうち、熟成が早そうなものから順に、お盆以降に使ってみたいと思います。

そして、醗酵とは違いますが、先日知人から頂いた南高梅の落ち梅を梅干しに仕込んでいたものを、木曜日と金曜日の2日かけて天日(ベランダ)干し。1日に実質5時間程度の干し時間でしたが、適度に梅干しらしくなったので、3日目は省略しました。あと半年ほど熟成すれば、年明けには塩かどが取れて美味しくなることでしょう。
去年の梅干し(2キロ仕込んだ)が、まだ半分近く残っていますので、今年は慌てることなくゆっくりと熟成させてみたいと思います。

12:47:00 | macjiro | | TrackBacks

11 July

大人のキャンプ

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守口の酒屋さん主催、通称「燗酒キャンプ」(結局正式名は決まらず・・・)に参加してきました。
10日の午後遅い時間に、JR四条畷駅から車で10分ほどのキャンプ場に到着。午後4時から翌朝9時までのキャンプ(といっても宿泊は写真のログハウス)が始まりました。
私を含め先着チーム数人と、出雲の蔵の若き杜氏とで、夕食の段取りに取り掛かります。メニューは、キャンプと言えばのバーベキュー(鉄板焼)。もちろんご飯も、かまどに火をおこして飯ごうで炊きます。私と若き杜氏はご飯を炊く用意。それ以外のメンバーは、コンロに炭火をおこしてバーベキューの用意をすすめます。
田んぼでは羽釜(和釜)でご飯を炊くことに慣れていますが、飯ごうで炊くのは数十年ぶり。かなり注意しつつ火加減を調整しましたが、1升4合のご飯が無事に炊き上がると、ほっとしました。
また鉄板焼きでは、肉類はメンバーが買い出したものが用意されていましたが、なぜか野菜は皆無。たまたま私が持ち込んだ畑のジャガイモと玉ねぎ、そしてキュウリ4本が役に立ちました。

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お酒は、もちろん今回のゲストのお蔵の純米酒。一升瓶10本と梅酒1本、他に4合瓶が3本と500ml瓶が4本も・・・ひとりにつき1升は呑める計算です。もちろん、和らぎ水もたっぷり用意されていて安心です。
若き杜氏の渾身のお酒を味わって、遠慮なく忌憚のない意見を交わしたり、福岡のお蔵の適度な熟成酒を味わってほっとしたり・・・参加メンバーのうち半分以上は、自分でお燗をつけられる方なので(しかも皆さんマイちろりと猪口持参)、私はお燗番に追われることもなく、自分のペースで気楽に味わうことが出来ました。
食べ物も、肉類だけでなくご飯と野菜も皆さんよく食べて、どちらも売り切れになりました。ご飯を炊き、野菜を持参した自分にとって、これはささやかに嬉しいことでした。

日暮れ前からゆっくりスタートして、結局深夜2時前まで、他のキャンプ場利用者の迷惑も顧みず、屋外のテーブルで呑みながら熱い話やくだらない話で盛り上がりました(といってもお隣のグループも同じくらい遅くまで楽しまれてましたが・・・)。
今回、私も嬉しく思ったのが、20代の参加者が5人もいたことです。私だけでなく主催者やゲストも、彼らの熱い想いに影響を受け、酔いも忘れてつい真剣な話をしてしまいました・・・。

夜はさすがに快適な環境とは言えませんが、なんとかログハウスで睡眠をとり、気が付いたら朝7時過ぎ。急いで前夜の片付けをしつつ、朝ご飯を今度はカセットコンロで飯ごう1個分(5合)だけ炊き、塩おにぎりにしていただきました。
9時になって、借りていた備品(鍋や食器類)を返却し、ログハウスの毛布を片付け掃除を済ませて、順次解散となりました。
・・・一部(8人ほど)は、最寄駅前のパン屋の喫茶コーナーで、2回目の朝食をとりながら今回のキャンプについて、尽きない話を楽しみましたが。

正直、事前の情報も少なく、ぶっつけ本番に近いイベントといった感はありましたが、雨も解散まで降らず(駅前に着いてしばらくしたら、豪雨になりましたが・・・)、結果オーライだったように思いました。
何よりも、数十年ぶりにキャンプ場で過ごした一夜に、すっかりこういう環境でも順応できてしまう自分を再発見して、ここ数年の農作業がしっかり役に立っているなあと実感しました。

18:18:51 | macjiro | | TrackBacks

08 July

七夕の夜の彷徨

前回の続きです。

バスで上賀茂の果て(鞍馬の手前)から洛中へ戻り、まずは蔵朱マスターお薦めのお店で軽く食べることに。
烏丸御池から徒歩数分の、静かな場所にある落ち着いた雰囲気のお店です。



付き出しに煮込み穴子が出ると、すでに気分は燗酒へ・・・。
野菜を使った料理やお刺身を何品か頼み、3人で仕切り直しの乾杯をして、1時間程度でしたが美味しいひと時を過ごしました。
(あまりに楽しくて、付き出ししか写真を撮ってませんでした・・・)

その後、歩いてすぐの熟成酒バーへ。私は1年半ぶりでしょうか。2回か3回しかお会いしていませんが、たぶん覚えてもらっていると思います。まあ、私よりも蔵朱マスターや蔵元さんの方がお顔が広いんですけど・・・。





「どんなお酒が良いですか? 冷えたの、常温、変なお酒・・・」
との問いに、もちろん「変なお酒」を3人揃ってリクエスト。
最初に出てきたのは・・・クッキング清酒(純米酒)の常温熟成。いきなり切り札級です。
何本もカウンターに出してもらった常温熟成酒の中から、竹鶴生もと純米16BY(澱あり)・賀茂泉純米吟醸原酒も注文。
3人でそれぞれ回し飲みをして味わいました。
他にも三井の寿の9BYや、マスターお薦め(サービス?)のお酒も味わいつつ、かなり深い日本酒談義に没入・・・時間を忘れてしまいました。
気がつくと22時過ぎ。蔵元と再会を約束して別れ、私と蔵朱マスターは大阪へ。何とか地下鉄の終電に間に合いました。

こんな機会でもなければなかなか来れない、久しぶりの京都飲み歩きでしたが、来てみるともっと飲み歩きたいと思ってしまいます。
次に飲み歩くのは・・・年内にありますかどうか。
00:28:00 | macjiro | | TrackBacks