Archive for December 2007

30 December

今年もつきました



田んぼの師匠宅で、今年ももちつきが行われました。去年は、私は鳥取の蔵にいたので参加できず(私以外の家族は参加しました)でしたので、久しぶりのもちつきです。
年末までに改装された師匠宅のおくどさん。場所も変わって、家の内と外両方におくどさんがあるという素晴らしさ・・・以前のおくどさんも、使い込まれた感じが良かったのですが、新しいのもなかなか、頼もしい風貌です。
私たち家族がお昼前に着くと、もう半分以上搗き終わっていました。まずは働かなければ・・・と、雪が舞い散る中、杵を握って搗き手に加わり、数臼分搗きました。外は今年一番の寒さでしたが、搗いているうちに体がぽかぽかしてきます。



交代しながら、合間に搗きたてのお餅をいただきます。私は、まず味噌汁と一緒に。きな粉(煎り大豆をその場で石臼ですった、できたてきな粉)もち、納豆おろしもち、ぜんざいも味わい、最後は海苔巻き醤油もちで〆ました。
餅米(古代米の1種、みどりもちというお米)はもちろん自家栽培。今年で3回目の参加ですが、ここで食べるお餅が、一番美味しいと思います。
今年は夕方までに予定の数を搗き終わって、かなりゆったり過ごすことができました。参加された方々は、今年1年の農作業などで出会った方ばかり。来年のことも少し打ち合わせをして、お雑煮用のお餅ももらって、すっかり良くなった天気の中を大阪への帰路につきました。


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26 December

立ち飲みでお酒の会



久しぶりに晴天の朝だったので、野洲の畑へ収穫作業に行きました。
温かい日差しをいっぱい受けて、嬉しそうな野菜たち・・・思わず、少しでもたくさん太陽の光を受けさせたいと思いましたが、持って帰る分だけは間引きをさせてもらいました。上の畑でネギ(ほぼ野生化している)、ミズナ、シュンギク(キクナ)を。いつもの三角の畑でコマツナ、ダイコンを。特にミズナとシュンギクが、良い香りがしました。
地主さんへ、お正月のお酒(勤め先の蔵のお酒)をお届けして、今年最後になりそうなので年末の挨拶と、来年も畑でお世話になりますとお願いをしました。地主さんからも野菜(大きな蕪、ネギ、レモン)をいただき、これで年末までの野菜はじゅうぶんです。
お昼には、守山の酒屋さんや珈琲豆屋さんに挨拶に行き、その後夕方まで畑でゆっくりしてから、大阪へ。天満にある地酒専門店直営の立ち飲み屋さん(天ぷらのアテが美味しい)で開催されるお酒の会に参加してきました。



ここのお店、実は2回目の訪問なんですが、店長(ママさんと呼んで良いのかな・・・?)によく覚えてもらっていて、嬉しかったです。
少し早く着いたので、お店はまだ準備中。でも気軽に入れて下さり、まずはビールをいただきました。会費(3000円)を支払って、あとは気楽に、何が出されてくるのかを楽しみながら、料理とお酒を味わいました。
料理は、写真のようにひとり分ずつ器に盛られて出てきます。1品の量は多くはないですが、盛り付けのバランスも良く、種類も10種類ほど提供されましたので、少しずつ色々なアテを楽しみたい私にとっては良かったです。後半は、周りのお客さんとも盛り上がり、収穫してきたシュンギクを天ぷらにしてもらったり、ミズナをサラダにしてもらったりと、わがままでメニューを増やしてもらいました(シュンギクの天ぷら、あまりに美味しくて写真を撮るのを忘れてしまいました・・・)。
お酒は、燗酒の会ということもあり、普通の純米からうすにごりや生原酒まで、すべてお燗してもらいました。お酒の量はたっぷりで、種類も多く、さすが地酒専門店直営の会だなあと感心しました。また、これは燗だけでなく常温でも味わってみたいとリクエストすれば、常温で味見もさせてもらえて、非常にお得でした。



途中から、地酒専門店の若き仕入れ担当さんや、最後の方(9時過ぎ)にはなんと社長さんまでいらして、顔見知りの私としては嬉しい限り。でも、その時点ですでにかなりの量を飲んでいたようで、社長さんが来られた頃からは記憶も怪しくなっていました。
6時過ぎから3時間半以上、ずっと立ち飲みしたせいでしょうか、いつも以上に酔ってしまったようで、自宅に帰るまでの記憶も途切れ途切れ・・・でも電車で寝過ごすこともなく(降りる時は危なかったですが)、無事自宅へ戻り、ちゃんと着替えもして寝たみたいでした。
ちなみに翌日、午前中までお酒が残っていた感じからすると、どうやら4合以上飲んでいたようです。チェイサーの水が少なかったことが敗因かな・・・。でも、とても楽しくリーズナブルな会(どう考えても予算オーバーな感じでしたが・・・)でした。


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24 December

近況報告



10日ぶりの更新となってしまいました・・・。
師走だからといって特段忙しかったわけではありませんが、これといって特筆すべきこともなく、マイペースで日々を過ごしていた結果ではあります。
16日(日)は、久しぶりに浜大津の朝市に参加。いつものお三人さんへ、ちょこっとお土産(黒米)をプレゼントさせていただきました。忙しい時期のため、蔵元さんは不在でしたが、新酒(普通酒のにごり)や熟成酒(2年熟成純米、1年熟成純吟生うすにごり)を味わいました・・・が、さすがに寒風ふきすさぶ中では、熱燗もすぐにぬる燗になってしまいました。
17日から20日までは、4日のうち3日、和歌山の蔵へ行きました。色々と仕事の打ち合わせをしたり、仕込みの様子を見たり、新酒をきき酒したり。20日は蔵の忘年会にも参加しました。お酒はもちろんですが、食べ物でお腹がいっぱいになりました・・・。ただ、日本酒をしっかり飲んでいたのが、私ともうひとりぐらいだったのはちょっと寂しかったですね。蔵人や蔵の従業員の皆さんは、かなりビールがお好きでした・・・。
22日は、農作業仲間との打ち上げ会。京都のお店で、15人くらい集まって楽しく過ごしました。気兼ねもなく、本当に心がほっとする時間を過ごせて嬉しかったです。
色々な日本酒を持ち込んで、常温や燗酒で皆さんに提供させていただきました。もちろん、自分も楽しみながら。
お店の日本酒メニューも、なかなかしっかりしていて好感が持てました。燗酒にもちゃんと銘柄と種類(ここでは本醸造でした)が書かれていたし、純米や純吟(これは冷酒での提供でしたが)も、普通の卸流通銘柄だけでなく、面白いお酒も少しですがありました。京都市内の、ご子息が有名俳優の蔵のお酒も置いてあって、やはり一番近所だからでしょうか、いち押しになっていました。
個人的には、能登の「遊穂」が置いてあったので、そっちを頼んで飲みましたが(蔵元や杜氏とも知り合いということもあり)、多数の方が遊穂を気に入っていただけたようで、ちょっと嬉しかったです。
そうそう、肝心の目的(来年からの田んぼ作業について)も、何とかメドが立ちそうで、ほっとしました。湖西の田んぼになる予定ですので、野洲(畑)から車で30分程度の移動で済みそうです。琵琶湖大橋の回数券を買わなきゃ・・・。
そして、24日はクリスマスイブということで、子供とケーキ作りで楽しみました。ベースとなるスポンジケーキ(市販のものを購入)に、電動泡立て器で素早く作った生クリームを、左官職人よろしく塗って、間に果物(この日に購入した苺とバナナ)をはさんで、さらにスポンジに生クリームを塗り、残ったクリームをチューブでひねり出してデコレーション。果物もふんだんに載せて、写真のような出来上がりに。
子供たちもしっかり手伝ってくれたので、1時間で完成。すぐに食べてしまいました。
今年も残り1週間となりましたが、たぶんマイペースで過ごしてしまうことと思います。適当に掃除をして、畑に収穫に行って、仕事も少しだけして、もちつき(田んぼの師匠宅で)をして、少しづつ、新しい年を迎える気分になることでしょう・・・。



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14 December

冬本番の畑



大阪の自宅では、朝から青空で良い天気でした。でも滋賀の天気予報は雨。まさか〜と思って、昼前に着くように出かけたのですが・・・野洲に着くと曇り空。途中、大津から石山にかけては電車から虹が見えていました。
まさか雨は降らないだろうと思って、昼前に着いてすぐに畑で収穫作業をしていると・・・ポツ、ポツ、ポツポツポツ、パラパラ・・・雨が降ってきました。
まだまだたくさん育ってきている(でもこの寒さでやや元気がない)コマツナを間引くように収穫して、ようやう少し育ってきたシュンギクやミズナを間引いて、ネギを2本引いたところで、本降りに。仕方なく、地主さんの敷地に停めさせてもらっている自分の車の中に避難して、自宅で作ってきた弁当を食べてやり過ごすことにしました。
田んぼは、今週に作業が入ったのか、トラクター耕耘されていました。覚悟はしていましたが、とうとう自分の手から離れてしまった・・・という、何ともやりきれない感覚になりました。来年から田んぼをする方(すぐ近くの人とのこと)とお会いしたいのですが、ご縁がつながらないのか、いまだお会いできていません。
そろそろ、自分が来年田んぼをどうするかも決めないといけない時期になってきています。地主さんのご好意で、畑は続けられそうな感じですので、少なくとも今仕込んでいる作物たちを収穫するまでは、お世話になろうと考えています。でも春先から仕込む作物については・・・2年でようやく土の状態が良くなってきたので、このまま畑を続けたいとは考えていますが、どうなることやら。
雨がなかなかやまないので、車を定期的に動かすことを兼ねて、守山まで移動。仕事上でも取引がある酒屋さんに、コマツナを手土産にふらっと遊びに行きました。年末の時期、色々なお酒たちがいっぱい並んで、見ていて気持ちが良いです。少しだけ仕事絡みの話をして、あとは情報交換のような会話で過ごしました。
その後、去年お世話になった珈琲豆屋さんで、珈琲豆を買い足すついでに色々とお話をさせていただきました。今月の珈琲豆の試飲もできて良かったです。
午後2時半に、ようやく雨がやんできたので、畑に戻って追肥作業だけしました。このところの雨で、水遣りはしなくて良いのですが、今日はさすがにドロドロで、作業はこの程度しかできず。
でも、今日のような天気が、滋賀県(中部)の冬らしい天気ですので、仕方がないですね・・・。
あとは、年末までにコマツナ・シュンギク・ミズナ・ネギ・ダイコン(今日は強風で葉がぐちゃぐちゃになっていた)を収穫して、今年の畑作業は終了となりそうです。




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08 December

なにわの伝統野菜の未来は明るい?

かなり肌寒く感じる土曜日、去年に続いて開催されたなにわの伝統野菜フェスタに、子供を連れて参加してきました。
開会時間が11時と知って、ちょうどそのくらいに会場に着いたのですが、先着300名に配布される野菜(田辺大根1本、天王寺蕪2株)はすでに終了。大行列が数時間前からできていたようです・・・さすが大阪のおばちゃんたち。無料のものにかける情熱は並じゃないです。
野菜は諦めて、12時からの試食に並びます。こちらもすぐに数百人の行列が・・・1時間近く、親子で寒風吹きすさぶ中を立たされました。途中で自分の上着を子供に着せたりして、何とかしのぎましたが、整理券配布はされず、結局ずっと立ちっぱなしでした。苦労して手に入れた田辺大根カレーは中辛(しかも大人仕様)で、せっかく食べた子供たちも「辛い〜!」と言って食べられませんでした・・・。
ちなみにこのイベント、去年はなんばの広いスペースで開催され、NHK大阪放送局も後援したり、出店もその場で試食があったり、温かいものが食べられたり、大阪府内産の野菜や果物の販売もあったりしました。試食も、料理人が腕をふるったメニューが3種類考案され、しっかり下準備されたものが振る舞われました。「さすが大阪!」といった感じで、終日とはいきませんが、半日は楽しめたイベントでした。
ところが今年は、会場も弁天町に変更され、明らかにスペースも狭くなり、出店数も減り、NHKも来ず。NHKの後援がないステージイベントは、ソフトが非常に乏しく、開会式と市立小学校(伝統野菜の栽培をしている)の発表会などの他は、なんとビンゴゲーム・・・。ステージ前の座席も自由に座ることができず、また一度座ったらステージイベントに参加し続けなければならない(野菜配布や試食優先などの特典と引き換えに)という、何とも窮屈なルール。
訪れた人のほとんどは、なにわの伝統野菜をはじめ、新鮮な野菜や果物が買えると思って来たのでしょう(私もそのひとり)。でも、加工品(漬物や焼酎など)しか買えず、がっかり・・・。
このイベントの主催が、大阪市と大阪市の農協というところからしても、予算削減感とお役所仕事感がたっぷりでした・・・。
民間では、野菜の生産農家さん、そして何より小学校の子供たちが、懸命に伝統野菜を育てていたり、また知り合いの料理人さんも積極的にアピールしているだけに、非常にがっかりした一日でした。


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