Archive for October 2006

31 October

10月を終えて〜あれから1年〜



今朝も快晴。このところ同じ書き出しが続くなあと感じるほど、毎日良い天気です。でもさすがに、ここらで少し湿り気が欲しくなりますね〜と、地主さんの奥様とも話してしまいます。露地の畑は、雨が少ないと水やりの仕事があるからです。まあ、朝晩の気温差による朝露はあるので、枯れる心配はないのですが・・・。
上の秋冬野菜の畑に、2日ぶりに水やりをしました。ハクサイが、少しずつ葉っぱを巻き始めました。でも、さすがにあと2週間では完全に結球しないだろうなあ・・・。
三角の畑に播いた、ホウレンソウの種が一斉に発芽してきました。購入した種よりも、地主さんのところで種取りした種の方が発芽率がはるかに良かったです。でも、これも2週間では収穫できないだろうなあ・・・。
春野菜の仕込みも、途中の世話が出来なさそうなので控えていたのですが、今日たまたまホームセンターで見た、タマネギの苗をつい購入してしまいました。カボチャのあとの畝(ホウレンソウと同じ)に、14本定植しました。モグラの通り道もあるので、無事育ってくれるかどうか・・・草取りも、再来週からしばらくできないですけど。
他にも、まだ収穫できそうにない大豆や小豆、秋ナス(こちらは2〜3個くらいは収穫できそうですが)、ニンジン(三寸、金時)、ダイコン、ジャガイモ(ぎりぎり収穫できるかも・・・)など、畑にいっぱい残したまま、来月の13日からは畑に通えなくなります。
ちょうど1年前、mixiでの呼びかけを見て参加した「もりのめぐみ」の田んぼの稲刈り。そこでの出会いから、野洲の圃場を紹介していただき、地主さんや岩倉の農家さんのご好意のおかげで、春からみっちりと畑仕事や田んぼ仕事を勉強させていただきました。今月からは、自宅から通勤(?)できるようになり、家族と過ごす時間も増えて、本当に自分は幸せ者だなあと実感しております。
そして今月は、何よりも田んぼ仕事の仕上げである、稲刈りがずっと続きました。初日こそ欠席しましたが、それ以外は(途中抜けは多かったものの)野洲の田んぼの稲刈りはほぼ経験しました。涙こそ流すことはなかったですが、玄米を手にした時、自分が働いた時間が形になったと嬉しく思いました。
22日には、大好きな若桜の蔵のお酒と、自分が育てた野菜やお米を、参加して下さった皆さんや蔵元さんと一緒に味わう、素敵な思い出もできました。自分がこうありたいと考えていた方向が、かなり具体的に実現できたことが、何よりも嬉しかったです。
10月は、日本酒にとっても、お米にとっても、そして自分自身(誕生月なので)にとっても意味のある、充実した1か月でした。





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27 October

稲刈り(黒米の部)終了



今日も朝から快晴。稲刈り日和です。
少し早めのお昼前に圃場に着き、田んぼや畑を見回ります。田んぼは、前日に終えた神社前の田んぼ(残り半分植えていたイセヒカリを収穫)と、鉄塔前の田んぼ(先週日本晴を収穫)以外では、黒米(写真左)と緑糯(写真中)、紅染糯(写真右)の3種を残すのみとなりました。今日は、黒米の収穫完了が目標です。
ただ、見回りをしていてもわかるぐらいに、山側の水気が抜けず、かなりぬかるんでいます。これは、苦労しそうな予感が・・・。



畑は、冬瓜2号がすくすくと育っています。もう少し大きくなったら収穫しようと思います。冬瓜は3号まで育っていますが、種とりをするには、どれぐらい育てれば良いのか・・・畑に行けなくなるまでに収穫するかどうか、迷うところです。
秋ナスの苗も、このところ元気で、次々と花を咲かせています。花が咲いたら、実が成りますが・・・これがけっこう時間がかかります。キュウリとはえらい違いです。
小豆は、成長は良かったのですが、実がほとんど成りませんでした。やはり間引きをしなかったのが悪かったのか、それとも他にも原因があったのか・・・反省点は多いです。わずか3粒、きれいな小豆が採れましたが、このあとうっかり落としてしまいました。



里芋は、成長がかなり悪いのですが、それでも1株につき4〜5個は小芋をつけてくれていました。枯れかかっている株から順番に掘って、これだけの収穫。大豆がまだ枝豆状態なので、数株引き抜いて枝豆として収穫しました。
お昼ご飯の弁当と、地主さんの奥様差し入れのおかず(赤蒟蒻と普通の蒟蒻の煮物、茄子の甘辛炒め、豚肉の生姜焼き)を食べて、少し休憩のあと、ひとりで作業開始しました。まずは隅刈りと端刈り。鎌を片手に、1時間以上奮闘しました。山側のぬかるみは、やはりひどい状態で、コンバインが入れるかどうか微妙なところ。普通なら端は1列刈りで良いのですが、3列ほど刈りました。
午後2時過ぎに、岩倉の農家さんが到着して、ようやくコンバインが出動。しかし予想以上にぬかるんでいて、山側と手前側のかなりの面積を、ふたりで手刈りすることになりました。
ぬかるみゾーンの刈り取りが終わって、ようやく順調にコンバインが動き出した頃、私はタイムリミットとなり、店番のために途中抜けしてしまいました・・・残念。
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24 October

「辨天娘を味わう会」を振り返って

もう2日が過ぎたのに、まだあの時の嬉しい気持ちが続いています。
mixiでいただくコメントや、メールでいただいたお言葉、蔵元の社長さまや杜氏さまからのお言葉、そして会場の蔵朱マスターとのお話・・・。
すべてここに載せてしまいたい衝動に駆られますが、ぐっと堪えて、今回のお酒の会を自分なりに振り返ってみたいと思います。
<お酒>
1.17BY 純米吟譲(天日干山田錦) 常温保管品
2.17BY 純米(五百万石) 常温保管品
3.16BY 純米(山田錦玉栄) 常温保管品
4.16BY 純米吟譲(玉栄) 常温保管
5.16BY 純米大吟譲(山田錦) 常温保管品(10日前に2合空ける)
6.17BY 純米(自家栽培五百万石)槽汲 常温熟成生原酒
7.16BY 純米原酒(山田錦玉栄) 常温保管品
8.15BY 純米(玉栄) 常温保管品
9.17BY 純米にごり酒 常温熟成(6月に開栓、4合空ける)
10〜16. 16BY1番娘〜7番娘(蔵元さん提供) 蔵内冷暗所保管品
17. 17BY にごり酒(10番娘) 蔵内保管品
18. 17BY 純米あらばしり 冷蔵熟成生原酒
19, 17BY 純米 (自家栽培五百万石)槽汲 冷蔵熟成生原酒
このうち1.から17.までは、すべてお燗したように思います。特に常温開栓放置4か月の純米にごり酒が大好評で、常温もお燗も皆さん楽しまれ、気が付けば空き瓶となっていました。また生原酒の槽汲は、一番気になっていましたが、常温ではかなりパンチの効いた味になっていて、これがお燗したらまた様子が変わって、やわらかく深い味わいになったように思いました。
蔵元さんからのプレゼント酒、16BYの7種類のうち3種類は、私の常温保管品と同じスペックでしたが、やはり常温保管(夏は蒸し暑い大阪にて)の方が、ほんの少し熟成が進んでいたように思います。
18,と19,については、到着後冷蔵庫に保管したまま、当日お出しするのを忘れてしまっていました。・・・現在、蔵朱さんにありますので、今回参加された方は「あの時出し忘れたお酒!」とひとこと言えば、マスターが味見させて下さると思います。もちろん冷やでも良いですが、あえてお燗してみるのも面白いかもしれませんね。
<料理>
・・・につきましては、とにかく自分が育てたものが「まあまあこんなに立派になって・・・」と言いたくなる気持ちの連続でした。詳しくは、蔵朱さんのホームページ、そして参加して下さったあひるさんのブログ(料理編)(お酒編)をご覧下さい。
たくさんの写真を見て、また当日の楽しさがよみがえってきました・・・。


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22 October

辨天娘を味わう会in大阪



待ちに待ったこの日。朝から薄曇りですが、日が高くなるにつれて汗ばむ陽気になっていました。
まずは、取り置きしてもらっていたムシパンを朝9時過ぎに受け取りに王子商店街のムシパン屋さんへ。店舗の引っ越し直前の忙しい時にもかかわらず、こちらの要望通りに美味しいムシパンを作って下さったことに感謝。これはお昼のまかないに皆で味わいました。
そして10時に会場のお店に入り、保温庫やお酒2本やその他小道具を預けて、11時に難波へ蔵元の社長さんと杜氏さんをお迎えに行きました。・・・バスが予定より15分も早く到着していて、かなりお待たせしてしまいましたが。
蔵元さんを会場までお連れして、まずは店長さんとご対面。その後、軽く食事をしながら色々とお話をさせていただきました。お米のこと、今期の造りのこと、私についてのこと、今回のお酒の会に来て下さる方のこと・・・などなど、たっぷり2時間ほどお話させていただきましたが、あっという間でした。
1時になって、この日出品するお酒(私が自宅で常温保管していたもの)を、社長さんと杜氏さんに味見していただきます。大丈夫という自信はありましたが、万一のことを考えて、特に槽汲(生原酒)の味を確認しました。また写真には写ってませんが、6月に4合ほど飲んだ純米にごり酒も、状態が気になっていましたが、いずれも会が始まってすぐに、杞憂に終わりました。
お燗の準備も整えて、1時30分から受付開始。一番は予想通り、いつもの居酒屋の店長さんでした。無理言って二次会の会場をお願いしていたので、会の途中で店に仕込みに戻られる予定という、大変ハードスケジュールの中を来て下さり、感謝です。
京都や滋賀など遠方からの方も、ほぼ時間通りに集まって下さり、予定時刻を数分過ぎた2時過ぎに、開会しました。
まずは私から、今回のお酒(個人で常温熟成した分)についての説明を軽くさせていただき、蔵の社長さんにバトンタッチ。おそらく参加された皆さんのほとんどが、社長さんや杜氏さんと初めてお会いしたのではないでしょうか・・・。
乾杯の音頭は、杜氏さんにお願いしました。お酒への熱い思いがひしひしと伝わる挨拶の中、皆さんが手にした杯(蔵からのプレゼント)には、純米大吟醸(16BY)の燗酒が満たされていました。
最初の一杯を飲み干した皆さんから「美味しい〜」という声が聞こえてきた瞬間、この会をやって良かったと思いました。
その後は、皆さんは前菜をアテに次々とお酒や蔵の仕込み水を楽しまれ、私は次々とお酒をお燗して各テーブルにお出ししました。蔵元さんからいただいたお酒も含めると、20種類近くになりましたが、事前の準備のおかげでひとつも間違えることなくお燗ができました。
中盤からは、お燗のペースも少し落ち着いて、皆さんの希望(まだこれ飲んでない!という声)に応えてお燗ができました。社長さんや杜氏さんもお燗をして下さり、私は料理もゆっくり味わうことができました。
料理のお品書きの中で、私の名前が2か所書かれているものがありました。ひとつは、野菜メニューで畑のサツマイモと冬瓜を使っていただいた一品。サツマイモは揚げ団子にして、冬瓜は柔らかく煮て、出汁(マグロ節と昆布)がきいたとろみのあるスープと一緒に味わいました。
もうひとつは、先週収穫したコシヒカリを、むかごと一緒に土鍋で炊いた、ご飯。少しの塩味がアクセントとなり、むかごと一緒に美味しくいただきました。
自分が育てた野菜やお米が、こんなに素敵な料理になって、大好きなお酒と一緒に皆さんに味わっていただける・・・もう嬉しくて嬉しくて、終始顔がにやけていたのではないかと思います。
あっという間に閉会の時間となり、5時半には社長さんと杜氏さんをタクシーで見送り、自分の荷物をまとめたり、会費の精算をしたりして、二次会用のお酒を数本持って、阿倍野のいつもの居酒屋へ急ぎました。


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18 October

稲刈り(日本晴の部)終了



昨日と今日は、暑いくらいの晴天に恵まれ、まさに日本晴れ。というわけで、日本晴(日本の食用米の標準品種)の稲刈りに取りかかりました。
昨日は午後2時から作業開始。田んぼ2枚のうち1枚を収穫して終わったのは午後4時半。田んぼもずいぶん乾いていて、端刈りも難なくこなし、スムーズに機械が入ると、たった二人の作業でも非常に効率が良いと感じました。
そして今日は、午後1時すぎから作業開始。でも昨日と違って、もう1枚の田んぼには、どうやら猪(わりと小さな奴)が荒らしたようで、かなりの稲が倒伏していて、端刈り以外に手刈りする面積がかなり多くなってしまいました。こうなると人海戦術が良いのですが、残念ながら今日も二人。2時間以上かかって、ようやく機械が動かせる状態になりました。ただ、私は店番の仕事の時間となってしまったので、後ろ髪をひかれる思いで途中退場してしまいました・・・。
ちなみに上の写真は、刈り取りが終わったコシヒカリの田んぼと、来週以降刈り取り予定の黒米の稲穂です。日本晴の写真は・・・撮影する暇もなく、ひたすら作業していました。



稲刈り作業が始まるまでの1時間ほど、先に畑の様子を見ていました。このところ晴天続きなので、水をたっぷりあげます。
写真左はダイコン。昨日は間引きをしましたが、その効果か、いっそうのびのびと葉を広げているようでした。
写真中は、種から育てたハクサイの苗。写真右もハクサイですが、こちらはくまさんが去年育てたハクサイの種から育った苗です。葉の形や色が、少し違うような気がします。



春に新芽を摘んだ茶の木に、花が咲いていました。真っ白な花弁に、レモン色の可憐な花でした。同じ木で、実も熟しているのが面白いです。また来年の春、新茶を摘んで手もみでお茶を作ってみようと思います。



そして、とうとうこの日が!
先日収穫した、コシヒカリの籾すりが今朝終わって、玄米が届きました。
今年の結果は、1.5反で約600キロ(10俵)。1反当たりでは6俵半以上の計算です。肥料も薬も一切使わなかったのに、これだけ収穫できたのですね! つくづく、良い田んぼなんだなあと感じました。
私が今日いただいたのは、約5キロ。22日のお酒の会で、参加される皆さんに食べていただく分はもちろん、家族でも数日分まかなえるくらいの量です。さっそく帰ってから、5合だけ精米(7分搗き)しました。明日の朝、炊いてみようと思います。

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