Archive for 16 January 2005

16 January

贅沢な酒粕

先日お邪魔しました蔵元さんから、お土産にいただいた酒粕を、味わいました。
今期1本目の純米酒(杜氏さんが地元若桜で作られた山田錦、精米70パーセント)を、槽でしぼった粕ですから、袋の目がくっきりついた、でもやわらかい板粕です。
まずは、そのまま。意外と白い色で、上手に取らないとすぐにちぎれてしまうほど、やわらかいです。
味は、新酒の粕らしい、やや渋みがあり、適度な酸味もあります。甘味、旨味は、予想したほどは感じません。
次に、軽く焼いて。焼きが足りなかったのか、温めた程度でしたが、香りが強くなり、にごり酒を煮詰めた(経験はないですが・・・)ような感じでした。ちょっと甘味が欲しくなり、粉糖をかけて食べました。
そして、オーブンでさらに焼いて、こんがりきつね色に、カリカリに焼きます。・・・これは! 大人のお菓子です。焦げる直前まで焼くと、甘味がグッと出て、実に美味しい。香りも、なんだか焼きたてパンのようです。
今は酒粕のシーズンですが、板粕といえばほとんどがヤブタしぼりの粕で、がっしりしたものが多いです。逆に槽しぼりの粕は、吟醸粕がほとんどで、バラ状かクリーム状が多いですね。
それだけに、今回味わった酒粕は、昔(想像するだけですが)ながらの、美味しくて贅沢なものだったのかなあと思い、嬉しくなりました。


22:50:22 | macjiro | | TrackBacks