Archive for June 2005

30 June

扇風機抱えて燗酒、の季節

ここ数日の、真夏とも思える蒸し暑さの中、やっぱり泡の出る飲み物が欲しくなります。
・・・そう、生原酒の燗酒。けっこう泡出るんです、これが。
というわけで、秘蔵のお酒を引っぱり出して、まずは冷やで味見。さすがにまだ若いです。槽汲でなければ、常温熟成させたいところですが、小さな冷蔵庫(周囲の温度マイナス15度なので、この頃は大体10〜15度)から出す勇気がないまま、保管しております。でも、当然ですが、甘味旨味は搾りたての時より断然増しています。冷やなら、まだ大人しい娘という感じです。
冷やで割水しても、まったく崩れない。飲みやすくなった分、一層危うさを秘めているような魅力があります。
さて、お燗です。さすがに原酒のままではきつそうなので、割水燗にしました。それでも、微炭酸が入っているような、細かな泡が出て、新酒の生らしい香りが漂います。熱めにしましたが、まったく崩れてません。むしろ、甘味が増して(割水しているのに!)私好みの味になりました。でも、かなりのじゃじゃ馬娘になってしまったような・・・。アテの、帆立貝柱(少し表面を炙って旨味を引き出したもの)をも蹴っ飛ばす勢いのお酒でした。
このお酒、いつ頃落ち着くのでしょうか・・・それを想像するのも、また楽し、です。

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28 June

久しぶりに普通の居酒屋へ

会社の人との飲み会(実は私の送別会だったりします・・・)で、普通の(ちょっとおしゃれな)居酒屋へ行きました。
料理は、豆腐と湯葉をメインに、海鮮や揚げ物など。野菜サラダも少しありました。まあまあ、美味しかったです。特に烏賊1本の沖漬けは、半凍りのルイベ状態で、融けかかった烏賊のわたのフニャ感と、身のシャリ感とが口の中で混じって、旨味抜群でした。私ひとりで1本近く食べたような気が・・・。
掬い豆腐は、自然塩でいただきました。汲み上げ湯葉は、ポン酢で。少し醤油を垂らしても美味しかったです。
さて、問題はお酒です。純米、純米吟醸など10種類近くの銘柄がメニューには載ってましたが、もちろん全部キンキンの冷酒。生もとや、辛口純米も、キンキンに冷やして出てきます。お燗は・・・熱燗:純米酒とあるだけ。これは怪しい。
これで最後の会社の飲み会だし、今日はめいいっぱい我が儘しようと決心。店員に、冷酒の銘柄をお燗できるか?まず質問から始めます。応えはもちろん「できません」。
では、勝手に温めるからと、焼酎用のお湯と、お湯を入れる容器を所望すると・・・ポットを持ってきた。そして、お酒を入れる陶器の湯のみを渡される。「これでどうしろと?」と、冷えた酒瓶を抱えている店員に問うと、「お湯で割られると思いましたので・・・」との頓狂な返事。これにはさすがに、一緒に飲んでいた会社の人も苦笑。お燗の知識がない店員よりも、これで商売が成り立ってしまっている、普通の居酒屋業界を哀れんでしまいました。
結局、氷入れの容器に湯を入れてもらい、そこにお酒を入れた湯呑みを浸けて、セルフでお燗しました。
2杯目は、さすがに燗酒用の徳利にお酒を入れてもらい、同じように湯に浸けていただきました。
でも、最後まで、お猪口は出してくれませんでした・・・。

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24 June

お届けついでに一杯

今夜、注文していたお酒が予定通り届きましたので、さっそくいつもの居酒屋へ届けに行きました(一升瓶6本)。
お店に入ると、席の半分以上がお客さんで埋まっていました。かなり賑やかです(やはり、ボーナス直後だからでしょうか?)。
居酒屋の店長さんから「ちょうど在庫が切れかけていたので、ありがたい」と言われ、思わずニヤリ。そして、カウンターの空いているところに座り、ほっとひと息ついて、配達サービス代わりのビールとアテをいただきました。
何気なしに、隣のお客さんとお話をしはじめます。きっかけは、会津若松のことについて。私はまだ行ったことがないのですが、会津のお酒についてよく御存知だったので、話が弾みました。
途中、今回届けたお酒のうちの1本を、店長さんがさっそく開栓してくれて、きき酒モードに。
常温では、さすがに2年以上熟成しているので、練れた味わい。老ねた味わいはほとんどなく、適熟。私の好きなタイプのお酒です。香りはもちろん控えめ、酸もしっかりして、お米の味がしっかり感じられる。安心して飲める純米酒です。
お燗すると、常温よりももっと味のバランスが良くなり、甘味が増します。飲み込んだ時のキレもあり、次へと杯が進みます。
1合を、あっという間に空けてしまいました。
その後も、隣の方とひたすらお喋りして、気がつけば、かなりいい時間。地下鉄の出口が閉まらないうちにお店を出ました。
それにしても、日本酒の回転がすこぶる良くなってきて(ここの店だけかもしれませんが・・・)、客の身ながらとても嬉しいことです。

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23 June

街の中の不思議な田んぼ

久しぶりに、いつもお世話になっている(ただ喋りに行っているだけ?)茨木の酒屋さんに行きました。
千里丘の駅から酒屋さんまで徒歩10分ほどですが、途中に田んぼが何反かあります。不思議な田んぼで、周りは住宅街なのですが、どこからか水がちゃんと流れ込んでいて、この雨不足の折でも、田んぼには水が満々と張られていました。
今年は特に田んぼに興味があるので、じーっと田んぼの中や、周りの水路を覗き込みました。
すると・・・鳥取でも、能勢でも見なかった、田んぼにしかいない珍しい生き物たちが、何種類もいるのです。
カブトエビ、豊年エビ、ゲンゴロウ(かなり小さかったですが)、田螺・・・カブトエビは、去年も興味深く見た覚えがあったので驚きませんでしたが、豊年エビまでいるとは・・・。
(ちなみに豊年エビ、先日鳥取に行った時に地元のテレビで何年ぶりかで見つかり「珍しい」と取り上げられていました)
酒屋さんに聞くと、もちろん御存知で、どうやら何年も前から当たり前のように見ていたとのこと。豊年エビは「ホネホネ」と呼んでいて、そういう名前とは知らなかったとか。
2時間ほど、酒屋さんでおしゃべりして(かなり迷惑かけました・・・)、帰りにまた、不思議な田んぼをじーっと観察して帰りました。


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21 June

会長さま、お忍び?で来阪

たまたま前日の夜に、貧乏酒屋の店長さまのところの掲示板を見ると、○乃宮会の会長さまが大阪へ出張に来られて、梅田近辺でお店を探されているとの書き込みを発見しました。
さっそく「阿倍野まで足を伸ばして下さい」と書いたら・・・ちゃんと伸ばして下さいました。2月に浦和でお会いして以来の再会です。
行きつけの居酒屋「さらむむ」にご案内して、まずは例のにごりから。お刺身の盛り合わせも頼み、しっかり食べて飲んでいただきます。
私は夕食を済ませてきたので、ひたすらお燗番と給仕になりました(店長ひとりなので、適当に動いた方が効率が良いので)。
次々と、先日仕入れたお酒を冷やとお燗で味わっていただきます。
しかしながら、会長さまの部下の方は、私と会長さまとの会話をまるで異国語のように聞かれていて、次々と繰り出されるお酒(しかもほとんどお燗)にもさぞ驚かれていたことでしょう・・・。ほんのちょっとだけ、反省しました。
お宿が梅田とのことで、終電前に無事お見送りしましたが、私はそれから常連さんとの二次会となり、楽しませていただきました。



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